著者: Tomo Tomo
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ポーカートーナメントの仕組み/ルール/形式/進行の仕方

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ポーカートーナメントの目的

ポーカーをプレイしているけれどMTT(マルチテーブルトーナメント)へまだ参加したことのない方、興味のある方に、トーナメントの最初から最後までの特徴と流れ、形式などを説明します!

マルチテーブルトーナメント

ポーカートーナメントはキャッシュゲームと違い、プレイヤーはそれぞれバイイン/エントリーフィーを支払って賞金を獲得するために競い合います。

バイインを払うと全てのプレイヤーが同額のチップ(スターティングスタック)を受け取り、このチップを使ってプレイ開始!

トーナメント期間中、ブラインドレベル(ブラインドの額)は一定の間隔で増加していき、チップを全て失うとトーナメント敗退。

トーナメントはプレイヤーが最後の一人になるまで続き、全てのチップを獲得した者がチャンピオンとなってトーナメント終了となります。

 

トーナメントはキャッシュゲームとどう違う?

キャッシュゲームでのチップは実際のお金を表します。

キャッシュゲームで勝ったり負けたりしたチップはあなたの実際のバンクロール(資金)に反映しますが、トーナメントでは参加費が設定されており、それがトーナメントで失う最大額となります。

トーナメント参加者は、バイイン/エントリーフィーとして集めた金額からレーキ(経費や手数料)を除いた金額を賞金プールとし、入賞順位に入って賞金を獲得するために競い合うことになります。

 

トーナメントのエントリーフィー(バイイン)

ポーカートーナメントにはプレイヤー共通のエントリーフィー(バイイン)が設定されています。

エントリーフィー(バイイン)には賞金プールとなる金額とレーキ(経費や手数料)の両方が含まれています。

ほとんどの場合、いくらが賞金プールとなりいくらがレーキなのかという詳細が開示されているはずです。

バイインが$55の場合、賞金プールは$50でレーキが$5だとすると、エントリーフィーは「$50+$5」といったように表示されています。

平均的なレーキは10%くらいですが、小規模なライブイベントでは30%のレーキが設定されていることもあります。

同じ額、同じ参加者数の2つのトーナメントでも、一方のバイインのレーキが高いと当然賞金額も少なくなるのでレーキはチェックポイントでもあります。

しかしトーナメントバイインには$1以下で参加できるものもあれば、$1,000,000というハイローラートーナメントと様々。

オンラインポーカーサイトでは【フリーロール】と呼ばれる無料トーナメントチケットを受け取る機会もあります。

重要なのは、あなたに合ったバンクロールのトーナメントに参加しましょう。

 

フリーズアウトとシュートアウト

シュートアウトトーナメントの形式にはフリーズアウトとシュートアウトとがあります。

フリーズアウトの方が一般的な形式で、各プレイヤーは一度だけバイインを払い、受け取ったポーカーチップを使い果たしたらトーナメント終了となります。

テーブルのプレイヤー人数が減っていくとテーブル間でプレイヤーの人数調整が行われ(プレイヤーを開いた席に移動する)、だんだんとテーブル数は減っていきます。

シュートアウトは各テーブルでプレイヤーが一人になるまでプレイが続きます。

そして各テーブルの勝者が新しいテーブルで新たにスタートし、プレイヤーが一人になるまでプレイし、このプロセスを最終テーブルに到達するまで続け最終的な勝者が決定します。

ダブルシュートアウトという時はテーブルの勝者が次のテーブルへ進み、そこで勝利すると優勝。

トリプルシュートアウトは2つのテーブルで勝利し、3つ目のテーブルで勝利すれば優勝となります。

 

リバイ、アドオンとは

リバイとは、トーナメントの開始から定められた時間内でプレイヤーのスタックが一定レベル以下になった場合、またはチップを全て失った直後にチップを追加購入できるオプション。

1回のみリバイできるトーナメント、3回までリバイできるトーナメントなど、回数はトーナメントにより異なります。

再度同じバイイン額を払うとスターティングスタックを受け取ることができ、同じ席に留まることができます。

アドオンは、持っているチップの量に関わらずチップを追加できるオプション。

アドオンができる時間と金額、チップの量はトーナメントによって異なり、アドオンのオプションがある場合はルールを確認しておきましょう。

リバイ、アドオンのオプションは、どのトーナメントでも選択できるオプションではなく、提供されている場合のみ選択できます。

 

リエントリー、レイトレジストレーションとは

レイトレジストレーションリエントリーとは、トーナメント開始から定められた時間内に全てのチップを失った場合、再度バイインを払ってトーナメントに復帰できるオプション。

リエントリーする場合、プレイヤーは新たにトーナメントをプレイし直すことになるので、自分のいた席を保持することはできません。

また、こちらもどのトーナメントでも提供されているオプションではなく、リエントリーオプションがあるトーナメントのみ可能です。

1回だけリエントリーが可能なトーナメントもあれば、複数回可能なトーナメントもあります。

レイトレジストレーションは、トーナメントが始まっていても定められた時間(期間)内であれば途中参加が可能なオプション。

レイトレジストレーションでトーナメントに参加した場合も、バイイン額とスターティングスタックは同じです。

参加が遅いほど参加者数は減っているので入賞に早く近づくことができますが、それまでにチップを稼いだプレイヤーたちを相手にすることになるため、メリットとデメリットがあります。

 

トーナメントの開始はいつ?

大きなトーナメントの開始時間は決められています。

トーナメントが開始された後もレイトレジストレーションなどのオプションがあるのが一般的。

Sit & GoやSpin & GoなどのSTT(シングルテーブルトーナメント)では、定員が集まり次第開始となります。

 

席はどうやって決まる?

マルチテーブルポーカートーナメントで最も一般的なシーティング方法は、ランダムドローです。

プレイヤーがバイインを支払うと、ランダムにテーブルとシートナンバーが割り当てられます。

トーナメントが進行し、プレイヤーが敗退していくと、あるテーブルには9人、あるテーブルには5人、といったようにテーブルのプレイヤー数が不均衡になります。

トーナメントディレクターはすべてのテーブルプレイヤー数をできるだけ均等に保つため、プレイヤーを移動させる必要があります。

通常、あるプレイヤーがスモールブラインドになる予定だった場合、他のテーブルの同じ位置に移動し、ブラインドを払いすぎたり長い間払わないで済む状況を避けます。

それでも3人以上のプレイヤーが移動した場合や、同じ位置に移動するのが難しくなった場合は新しいテーブルで再抽選が行われます。

 

トーナメントの時間とスピード

トーナメントの時間トーナメントでは、ブラインド額の上がる間隔が設定されており、その間隔は、3分ごとから2時間ごとまで様々です。

1時間にせいぜい30ハンド程度しかプレイできないライブトーナメントでは、この点を考慮してオンライントーナメントよりもはるかにゆっくりと進行します。

オンライントーナメントでは1時間に60~90ハンドをプレイすることができます。

オンライントーナメントにはスロー、ターボ、ハイパーターボなどといったスピードの異なるトーナメントがあり、その進行スピードによりスローは15分、ターボは5分、ハイパーターボは3分といったようにブラインドレベルが上がっていきます。

ブラインドの上がる理由は、敗退したプレイヤーたちのチップはトーナメントに留まり、残っているプレイヤーたちのスタックはだんだんと増えていくのに対し、開始時のブラインド額でいつまでもプレイしたのではトーナメントは延々と続きます。

毎年開催されるWorld Series of Poker(WSOP)の$10,000メインイベントは世界中のポーカープレイヤーたちが参加し、フィールドが大きいこともあって2時間ごとにレベルが上がります。

ディープスタックという事もあり、2週間にわたるプレイの末チャンピオンが決定しますが、オンラインで同じ規模のトーナメントだと3日程度でチャンピオンが決まります。

 

賞金獲得できるのは何位まで?

MTT(マルチテーブルトーナメント)の場合、参加者数の10%~30%のプレイヤー賞金を獲得できます。

リエントリーやレイトレジストレーションが可能なトーナメントでは、エントリーが締め切られた後に何位までがいくらの賞金を獲得できるのかが発表されます。

これは、完全に参加が締め切られてからでないと、集まった賞金額と参加人数の集計ができないため。

リエントリーやレイトレジストレーションのないトーナメントの場合、最初から入賞順位と賞金額は公表されています。

 

バブル(入賞か否かの境目)

トーナメントの残りプレイヤー数がITM(入賞)順位に近づいてくると、【ハンドフォーハンド】でのプレイになります。

ハンドフォーハンドとは、全てのテーブルのハンドが終了するまで次のハンドの開始を待ちます。

200位までがITM/インザマネー(賞金を獲得できる順位)だとすると、200位と201位のプレイヤーを明確にするためです。

この時点を【バブル】と呼ばれ、ギリギリで敗退したプレイヤーを「バブル」と呼ぶこともあります。

1ランクの差でまさに「天と地」となるだけあり、バブル時にショートスタックとなったプレイヤーのプレイの仕方は変わります。

また、どのプレイヤーもバブル時は大きなポットの争いを避ける時でもあります。

ITMすると、最低でもバイイン額に近い額、またはバイイン以上の賞金を獲得することができます。

 

クロックとは

クロック要求トーナメント中、アクションを起こすのに時間がかかっている相手に対して【クロック要求】が可能です。

これはあなたがハンドをプレイしていなくても要求することができます。

どのくらい考えていると「時間がかかっている」とみなされるか明確な決まりはありませんが、60~90秒と考えられています。

クロックがコール(要求)されるとフロアパーソンがテーブルに来て、アクションを求められているプレイヤーに決断するための時間(30秒から1分/トーナメントによる)を与えます。

時間内にアクションを決断できなかった場合、そのハンドはデッドとなりフォールド(アウトオブポジションの場合はチェック)されます。

 

トーナメントは早く終わることも

トーナメントが早く終わるケースが2つあります。

一つは【サテライト】トーナメント。

更に高額のバイイントーナメントの出場権を得るために行われるトーナメントがサテライトトーナメント。

上位10名が出場権を得られるサテライトの場合、1位から10位までの順位を決定する必要はありません。

そのため、残りプレイヤー数が10名になったらトーナメントは終了となります。

もう一つは、ファイナルテーブルで【ディール】が行われる場合。

プレイヤー間で賞金の分配が同意されれば、順位に応じた賞金に従う必要はありません。

しかし賞金の分配が同意されても順位を決定するためにプレイが続けられることがほとんどで、自分がいくらの賞金を獲得できるのか決まった際のプレイヤーたちはオールイン勝負になることが多く、比較的はやく順位が決定します。

 

ライブトーナメントとオンライントーナメントの違い

トーナメントの仕組みや流れはライブトーナメントもオンライントーナメントも仕組みや流れはほぼ同じです。

幾つか異なる点は、スピード。

オンラインポーカーはカードのシャッフルやクロック要求など全てオートメーション化されているため、より迅速にゲームが進行します。

ライブトーナメントでディープランするとライブではかなりの時間、または日数を費やさなければなりませんが、オンライントーナメントの場合3分の1から4分の1の時間ですみます。

また、オンラインでは開催場所やスタッフなどの経費がかからないため、低いバイイントーナメントの開催が可能なのです。

とはいえ、ライブトーナメントではオンラインでは味わえないエキサイトメントがあり、相手の素振りや言動でハンドを読む醍醐味もあります。

ジャパンギャンブラーからのコメント

ここまで読まれた方は、トーナメントに参加する準備が整いました!

オンラインポーカーサイトでは小額のトーナメントも実にたくさんあるので、まずは小額バイインのトーナメントから始め、だんだんとバイイン額の高いトーナメントに参加していくことをお勧めします。

オンラインポーカートーナメント

いろんな形式のトーナメントに参加してみて、あなたのスキルを発揮できるのはどの形式/ストラクチャーのトーナメントかを確かめるのも良いですね。

ワタクシ自身は、苦手だと思っていたノックアウトトーナメントで良い成績を残せることが多かったりと、意外な発見もあったりします。

リラックスしてトーナメントにどんどん参加し、楽しみながら良い成績を収めていってくださいませ♪

Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!オンカジ業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪