ミフィニティ(MiFinity)はオンライン決済方法として18年以上の経験を持つ、170か国以上で利用できるイギリス発祥のeウォレット。加盟店は300店以上あります。イギリス以外の居住者に対してはMiFinity Malta Limitedの運営となり、マルタ金融機関法(登録番号C64824)に基づき、マルタ金融サービス庁(MFSA)から認可されています。
サイトは「きっちりとしている」印象。
ちらほらオンラインカジノで目にするようになりましたが、便利な決済方法として浸透する日もあるでしょうか?
徹底的に調査してみます!
ミフィニティでは最大9つのウォレットを持つことが可能です。
メジャーな仮想通貨でも入出金が可能ですが、アカウント通貨は法定通貨のみとなっていることに注意しましょう。
専用アプリかブラウザから登録が可能です。個人アカウント(Personal)とビジネスアカウント(Business)があるので、Personalから登録を進めていきましょう。
⛑注意点⛑
ほぼ日本語化されているのですが、最後の本人確認プロセスのページは英語で表示されます。あわてずに左上の地球マークをクリックし、日本語に変換しましょう。
そして私はモバイルアプリを使っていたのですが、身分証明書のアップロードがうまくいきませんでした。ブラウザでログインした方がスムーズなようで、何度か失敗し、その趣旨の指示がでたので途中からブラウザに移動しました。それでもうまくいかず・・・操作性に疑問です。私だけかしらね・・・。
アップロードが完了すると、2営業日以内に認証プロセスが完了します。
余談ですが、セキュリティ質問のひとつに「お前の母の旧姓」って。なぜかここだけ口が悪い。思わずこれ選んじゃいました笑
ミフィニティ/MiFinityイチオシの入金方法、バーチャルIBANを使えば無料でウォレットに送金可能ですが、こちらはヨーロッパのみ利用可能です。同じく、普通の銀行振込も日本は対象外となっています。
ミフィニティ eバウチャーを外部サイト(Duncle、Offgamers、Reload Heroなど)から購入して入金が可能です。同じくeバウチャーを購入することにより手に入るキャッシュトゥコードeバウチャー(CashToCode)も利用できるのですが、ミフィニティeバウチャーの方が手数料も安く済みます。
仮想通貨でも入出金ができ、手数料は1.8%と割安です。VISAカードやマスターカードも扱っています。
入金を行うには、【eウォレット】から【預金】をクリックし、指示に従ってください。
出金手数料のリストは公式サイトから見ることができます。
仮想通貨で出金できるのは分かったけれど、あとはカナダで使える方法と、クレジットカードのみ。日本ではクレジットカードに送金はできないので、日本からミフィニティを利用すると仮想通貨でしか出金できないということ?
ミフィニティが使えるオンラインカジノのほとんどで仮想通貨で直接入出金ができることを考えると、ミフィニティを利用するメリットはあまり感じられませんね。
意外にその数は多く、ジャパンギャンブラーズでもおなじみのオンラインカジノでも導入されています。
いくつかのオンラインカジノで利用可能です。このページをスクロールすると、利用可能なカジノの一覧をご覧いただけます。
導入ブックメーカーはかなり限定的なようです。
ミフィニティが利用できるポーカーサイトは今のところありません。
ミフィニティの最大のウリは、IBANを利用しての入出金です。
なぜ「ウリ」かというと、この方法での入出金は無料だからに他ならないのですが、EEA(欧州経済圏)と英国でのみ利用可能です。
クレジットカードによる手数料も安いのですが、よく見てみるとやはり手数料が低く抑えられているのはヨーロッパ在住者のみです。
日本から利用しようと思うと、ミフィニティの最大のメリットが生かせないのが残念ですね。
170もの国で利用できる、とあります。ということは世界中の国の80%以上をカバーしているということになりますね。
以下の国からはミフィニティを利用することはできません。⤵
アフガニスタン、ベラルーシ、コンゴ、コートジボワール、キューバ、イラン、イラク、リベリア、リビア、ミャンマー、ニカラグア、北朝鮮、韓国、南スーダン、スーダン、シリア、アメリカ合衆国、イエメン、ジンバブエ
ミフィニティでは米ドル、日本円を含む17の法定通貨を取り扱っています。
取り扱い通貨はこちら
AUD、CAD、CHF、CZK、DKK、EUR、GBP、JPY、NOK、NZD、PLN、RUB、SEK、USD、ZAR
ミフィニティアカウントへの入金、またはミフィニティアカウントからの出金には仮想通貨(暗号通貨)が利用可能で、BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)を扱っています。
ただし、ミフィニティ内で仮想通貨アカウントは持つことはできず、法定通貨ウォレットに通貨変換して入金されます。出金する際も法定通貨ウォレットからの出金となります。
通貨変換手数料は2.99%、法定通貨ウォレットへの資金移動には1.8%の手数料が発生します。
VIPプログラムというものは見当たりませんが、追加の本人確認書類を提出し、それらが承認されるとVIPとなり、出金限度額を引き上げてもらうことができます。
アプリがありますが、操作性がいいかというとビミョーです。登録まではサクッとスムーズ。その後の書類アップロードに苦戦・・・すべて認証されないとアカウントが使えないので、認証まで行えていない私にはその後の操作性についてはわかりません。ごめんなさい🙇
カード発行は行っていません。
✅入出金にかかる手数料
クレジットカードはヨーロッパに住んでいるなら1.8%とお安い手数料で済みますが、ヨーロッパ以外ならもっとかかります。日本からなら3.5%。
仮想通貨利用なら1.8%と安いですね。
日本以外に居住している方で他の入金方法も見たいという方はサイトをチェックしましょう。
決済手段 | 入金手数料(最小~最大) | 出金手数料 |
VISAカード | 1.8%~3.5%
|
ー |
マスターカード | 1.8%~4% | ー |
ミフィニティ(MiFinity)eバウチャー | 4%~5% | ー |
キャッシュトゥコード(CashToCode)eバウチャー
|
7.5% | ー |
仮想通貨(暗号通貨) | 1.8% | 1.8% |
*ミフィニティバーチャルIBAN(銀行送金)という手数料無料の入出金方法がもっともおススメなようなのですが、利用できる通貨はイギリスポンドとユーロのみ、そして現在のところはEEA(欧州経済領域)とイギリスのユーザーのみとなっています。
✅送金にかかる手数料
送金 | 送金手数料 |
アカウント内でのウォレット間通貨移動 | 1%(最高€1) |
友人、家族への送金 | 1%(最高€10) |
受取 | 無料 |
✅通貨変換の場合
通貨変換には為替レートに通常2.99%の手数料が加算されますが、通貨によっては手数料が異なる場合があります。
✅休眠アカウント
個人アカウントの使用料はかかりませんが、12か月ログインがない場合は休眠アカウントとみなされ、毎月1ユーロずつ休眠アカウント手数料が徴収されます。
「よくある質問」には、未承認アカウントの場合は1年のうち2,000ユーロまでしか取引ができない、とありますが、私の場合、アカウントの承認が済むまでは何もできない状態です。未承認アカウントでもある程度の取引ができる人もいるのでしょうか?居住地域にもよるのかもしれませんが・・・。謎です。
いずれにせよ、自分の出金限度額はアカウント・プロフィールで確認しましょう。
定められた出金限度額を変更したい場合は、さらに多くの書類を提出してVIPとして認められる必要があります。
ミフィニティでは全ての取引はSSL技術により暗号化され、顧客情報とデータは保護されています。
クレジットカードの取り扱いに関しては、クレジットカード業界の世界セキュリティ基準であるPCI DSSに則って運営されており、定期的に監査されています。
日本語サポートはありませんが、メールで問い合わせることができます。
画面下の【?】をクリックするとチャットウィンドウがあり、画面上方の【?】をクリックすると「よくある質問」のページを閲覧できますが、残念ながらこちらはすべて英語です。
登録する前に問い合わせたい場合は公式サイトにて専用フォームを利用し、メッセージを送りましょう。
オンラインギャンブルサイトに導入されているeウォレットはベガウォレット(旧ヴィーナスポイント)、スティックペイやジェットオン、マッチベターなど数多く存在します。
日本からできる出金方法が仮想通貨だけなら、ミフィニティを導入しているオンカジのほとんどで仮想通貨を扱っていることから、日本にいてミフィニティを利用するメリットがあるかは疑問です。
ミフィニティのもっとも特徴的なIBANでの入出金はヨーロッパのみですしね・・・。
アカウント内ではほぼすべて日本語に訳されているので、日本にも力をいれているはず?今後日本語サポートも始まればいいですね。
日本からも使いやすいサービスに変身すればオンラインギャンブルサイトの決済方法として認知されるかもしれませんが、今のところこういう決済方法もあるよ、ぐらいに思っておくのがいいかな、という感想です。
他にもたくさんの決済方法があります👉オンラインギャンブル入出金方法一覧