バイナンスグローバルは2022年11月30日、日本市場への参入発表を行うとともに、日本在住者の新規登録受付を停止しました。2023年11月30日をもって日本居住者へのサービスは完全に終了します。
新規サービスであるバイナンスジャパンは2023年8月1日にサービスを開始しました。
バイナンス/ Binanceは2017年7月に中国系カナダ人のチャンポン・ジャオ(通称CZとして知られていますね)氏により設立された世界最大の仮想通貨取引所です。バイナンス(Binance)という名前はBitcoin+ financeから生まれたもの。
利用者は9,000万人以上、高い処理能力があり、毎秒140万件以上の取引を処理することが可能です。
2022年9月現在、バイナンスで取り扱うアルトコインは350種類以上。あまり知られていないアルトコイン、いわゆる草コインを多数扱っており、将来性のある草コインを狙う投資家の人気の取引所となっています。
日本語によるサポートは提供されていませんが、2020年6月にはサイトの日本語対応を開始しました。海外の取引所なので英語が心配、という人にも使いやすい取引所となっています。
追記:2022年11月30日の日本人ユーザーへの新規登録手続き停止に伴い、日本語対応は終了しています。
国内取引所とは大きく異なる点があるのでメリット、デメリットを把握して利用しましょう。
メリットとしては最大125倍のレバレッジ取引が可能なこと、手数料が安価で、多くのアルトコインを扱っていることなどが挙げられます。
デメリットとしては、日本円での入出金に対応していないため、国内の取引所から入出金するという手間がかかるということです。また、金融庁の許可を受けてはおらず、ハッキングなどの事件があっても、金融庁も対応してくれません。
(バイナンスは2019年に二度ハッキングされており、7,000ビットコインの流出、一万人以上の顧客情報の流出事件がありました)
追記:2022年9月、バイナンスが日本市場参入を検討しているという報道が出ており、大きな注目を集めました。同年11月30日には日本市場参入を正式表明し、すでに金融庁より認可を受けているSEBC(サクラエクスチェンジビットコイン)を買収し、日本居住ユーザーからの新規登録受付を停止しました。
2023年4月末、SEBCは新サービスBINANCE JAPAN(バイナンスジャパン)の6月以降の開設を発表しました。
繰り返しになりますが、2022年11月30日以降は日本人居住者による新規登録受付は行われていません。
バイナンスへの登録はとてもシンプル。もちろん無料です。
*デスクトップの場合は画面右上のEnglishをクリックして、モバイルの場合は画面右上のハンバーガーメニューをクリックし、Englishをクリックして言語を日本語に設定することができます。
バイナンスの機能を制限なく利用するためには次のプロセスが必要になります。
アカウント登録はメールアドレスかモバイル番号で認証を行います。
流れは以下の通り
詳しい登録方法、本人確認、ならびにバイナンスが推奨している2段階認証の方法はこちらのトリビアをご覧くださいね👇
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バイナンスでは仮想通貨と法定通貨を入金できますが、日本円は対応していません。
仮想通貨はバイナンスが扱う通貨ならどの通貨でも入金することができ、手数料無料となっています。
扱っている法定通貨は以下に限られます:
USD、EUR、AUD、BRL、GBP、GHS、HKD、INR、KES、KZT、MXN、NGN、NOK、PEN、RUB、TRY、UAH、UGX、VND
SWIFT送金では銀行アカウントから米ドルの入出金が可能です。ほとんどのオンラインバンキングに対応しています。
日本円の入金はできません。ただしクレジットカードを利用し、日本円で仮想通貨を購入することは可能です。クレジットカードで購入すると手数料が割高なので国内の取引所からの送金をお勧めします。
仮想通貨ならびに法定通貨も取り扱っているバイナンスですが、日本円での出金はできません。
利用の国内取引所への仮想通貨の出金が一般的な方法となります。本人確認をしている場合、2時間ほどで出金が可能です。出金手数料や出金限度額は利用の仮想通貨により異なりますが、出金ページで仮想通貨を選択すると表示されるのでそこからチェックしてくださいね。
相性の良い仮想通貨とオンラインゲーミング。メリットは手数料が格安であること、匿名性の高さにあるといえるでしょう。そして、仮想通貨を導入するオンラインギャンブルサイトは増えおり、過半数のサイトで利用できるようになっています。
デメリットとしては、同じカジノ内でも仮想通貨でプレイできるゲームは法定通貨でプレイできるゲームより少ないということです。
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オンラインカジノではますます仮想通貨を取り扱うサイトが増えてきています。
ひとくちに仮想通貨を取り扱っている、と言っても次の2パターンあります。
前者はビットスターズ/Bitstarz、プレイアモ/Playamo、ビットカジノアイオー/Bitcasino.io、後者にはカジ旅/Casitabi、ベラジョン/Vera&John、カジノデイズ/Casino Days、ボンズ/Bonsなどが含まれます。
特に前者は一つのアカウントでいくつもの通貨アカウントを持つことが可能なマルチ通貨対応カジノであり、ビットスターズでは仮想通貨で入金し法定通貨でプレイ可能だったり、ビットカジノアイオーではサイト内でビットコインを購入できたりと、それぞれ柔軟なシステムが目を引きます。
スポーツベットアイオー/Sportsbet.ioではサイト内でビットコインの購入ができ、また、法定通貨を含め、複数のウォレットを持つことができます。また、入出金だけでなく、ベットも仮想通貨で楽しめます。クラウドベット/Cloudbetではおよそ30もの仮想通貨を取り扱っています。
賭けっ子リンリン/Kakekkorinrinやピナクル/Pinnacle、カジ旅/Casitabi でも入出金が可能です。
ビットコインだけじゃない!オンラインカジノで利用可能な仮想通貨 |
大手ポーカーサイトではナチュラル8/Natural8、GGポーカー/GGpokerでビットコインが利用できます。ポーカースターズでは取り扱っていません。
もっともオンラインポーカーサイトでは決済方法が限られており、エコぺイズがもっとも多くのポーカーサイトで利用できる決済方法となっています。
バイナンスは世界中に多くの顧客を持ち、とても多くの仮想通貨を取り扱っています。
まだ知名度が低く、しかしこれから大きく跳ねる見込みのある仮想通貨を狙って多くの投資家から常に注目されています。
手数料は安価であり、レバレッジが最大125倍であることも大きな特徴です。キャンペーンやバイナンスコイン利用で手数料がさらに安くなるところも見逃せません。
特定の国や地域におけるバイナンスのサービスの提供を制限または拒否することができるということは規約に明記されています。しかし対応していない国のリストなどは特に公表していません。
法定通貨は以下の19通貨の取り扱いをしています。
USD、EUR、AUD、BRL、GBP、GHS、HKD、INR、KES、KZT、MXN、NGN、NOK、PEN、RUB、TRY、UAH、UGX、VND
入出金に関しては上に挙げた通貨でのみ対応しており、日本円は対応していません。しかしクレジットカードを利用しての仮想通貨の購入は可能です。
対応している仮想通貨での入出金が可能です。現在400以上の仮想通貨を取り扱っています。
VIPプログラムは30日間におけるトレード量、BNB残高い基づいたレベル分けがされており、レベル0からレベル9まで用意されています。
レベルにより取引手数料が異なり、受け取ることができる特典が異なります。
また、ときおり期間限定のVIPプログラムプロモーションが開催されることがあります。このレビュー執筆時には(2020年6月)他の取引所での取引量の詳細を提示することにより、VIPランクがアップする【VIP招待プログラムプロモーション】が実施されていました。
キャンペーンは見逃さずにチェックしてお得に活用しましょう!
ios、androidともにアプリが用意されています。アプリでも言語を日本語に設定することができ、英語が心配な方も安心です。
公式サイトからダウンロードをし、表示されるQRコードを読み込んでインストール、またはAppStore、GooglePlayからインストールできます。
ウェブ版とは見かけが多少異なりますが、同じく使いやすい仕様となっています。
バイナンスカードはヨーロッパ中心に発行されていますが、日本では発行されていません。
バイナンスへの入金手数料は0%。出金手数料は仮想通貨により異なりますが、バイナンス公式ページ【入出金手数料】、あるいは出金ページからチェックすることができます。
取引、出金、ファンドレイジングには手数料が必要となります。
取引手数料はVIPレベルにより異なりますが、0.1%が基本です。さらにBNBトークンで取引手数料を支払うと実質手数料が無料になります。
BNB:バイナンスコイン。バイナンス発行のトークンのこと。
入金手数料:0%
取引手数料:0.1%
出金手数料:仮想通貨により異なる
クレジットで仮想通貨を購入する際の手数料は割高で、購入価格の3.5%、$10のどちらか高い方となります。
各出金リクエストには最小出金可能額が設定されています。こちらも先述の【入出金手数料】あるいは出金ページから見ることができます。
バイナンスでのアカウント開設時には、二段階認証(Google認証、またはSMS認証による)を有効にすることをおススメします。
バイナンスのセキュリティ機能には、デバイス管理、デバイスアクセスの制限機能、フィッシング対策コード、出金先のホワイトリストの設定機能も含まれています。
仮想通貨やブロックチェーンについて幅広く学ぶことができるサイト内の「バイナンスアカデミー」では上記のようなセキュリティに関してのヒント、よくある仮想通貨詐欺と回避方法などなど、役立つ情報が数多く紹介されています。一読の価値あり!
バイナンスサポートは毎日24時間、40か国語に対応していますが日本語によるサポートはありません。
しかしライブチャットを開けるとAIボットによる回答は日本語で表示されます。
顧客から想定される質問の例はかなり細分化されており、各回答も詳しいので一般的な質問の多くはAIボットの回答から解決しそうです。それでも解決しない場合は「未解決」をクリックするとサポートチームにメッセージを残すことができます。
また、FAQ(よくある質問)も充実しているのでここから知りたい答えが見つかるかもしれません。
ハードルが高いと思われがちな海外取引所ですが、使いやすいバイナンス。
国内取引所では扱っていないアルトコインを多数取り扱っているため、将来急騰する見込みのある仮想通貨を狙う投資家たちが世界中から集まっています。ユーザーが多いので取引相手がすぐに見つかります。
正直現状ではオンラインギャンブルサイトに利用するという点においては、国内取引所にアカウントを持っていると十分ですが、レアなアルトコインでの取引や、安価な手数料や他を圧倒するハイレバレッジに独自プロモーションなど、海外の取引所ならではのメリットがあります。
メリット、デメリットを把握したうえで検討してみてくださいね。
追記:BINANCE JAPAN(バイナンスジャパン)オープン後も既存ユーザーがこちらでご紹介した「本家」バイナンスを引き続き利用可能なのかについては現在のところ不明です。
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