仮想通貨でできることはますます増えています。仮想通貨そのものの取引だけでなく、オンラインギャンブルの入出金手段としてはもちろん、仮想通貨専用ウォレットを駆使してNFTなど他の楽しみにも使える仮想通貨は今後も発展していきそうですね。
そんな楽しい仮想通貨ですが、対応しないといけないのが毎年の確定申告。計算しないといけないと考えるだけで頭が痛い・・・。
しかし、そんな頭痛の種の仮想通貨の計算を手助けしてくれるサービスがあります。なかには無料で使えるありがた~いものも。
今日はそんな仮想通貨計算ウェブアプリの使い方をご紹介!
オンラインギャンブルで得た利益にも課税対象となることは皆さんご存じの通り。オンラインギャンブルから発生した利益は【一時所得】と見なされ、納税する必要があります。(納税する必要がない場合もあります、詳しくはこちらをチェック!)
そしてオンラインギャンブルを仮想通貨でプレイしていたらどうでしょう?その場合、オンラインギャンブルプレイで得た利益とは別に、仮想通貨取引の際に発生する利益も課税対象となります。この利益は【雑所得】として見なされます。
この【雑所得】を計算式で表すと:
譲渡価格(売った金額)ー譲渡原価(買った金額)=利益
となります。
例えばオンラインギャンブルで遊ぶとき、取引所で1BTCを30万円(買った価格)で手に入れ、オンラインギャンブルサイトにその1BTCが40万円(売った価格)の時に入金をするとその時点で10万円の利益=雑所得が発生した、ということになります。
もちろん、通常の仮想通貨の取引において発生する利益も雑所得です。
【雑所得】は一つ一つの計算方法は難しいものではありませんが、確定申告をするために一年分の計算をしなくてはならない、となったらどうでしょう?
複数の仮想通貨取引所を利用していたら?一ヶ月に一回ならいいけど、毎日取引をしていたら???ひとによっては膨大な数となる取引の計算をこなさなくてはならなくなります。ましてや価格変動の激しい仮想通貨ですからね。一件一件該当仮想通貨の価格を調べたり・・・考えただけで嫌になります。
そんな時にこそ、仮想通貨の損益計算をしてくれるソフトの出番です。
便利な世の中に生まれてよかったと思う瞬間です。幸い仮想通貨計算サービスはたくさんあります。
今日は代表として、もっとも有名なサービスの一つ、クリプタクトを例にとってその利用方法をご紹介します。
クリプタクトは国内ナンバーワンの利用者を抱える、仮想通貨損益計算サービスです。
コインチェック/Coincheckやビットフライヤー/bitFlyerをはじめ国内のメジャーな取引所を多く取り扱っており、バイナンス/Binanceなどの海外取引所も利用できます。また未対応の取引所でもカスタムファイルでアップロードできます。
無料で利用できる取引所に制限はありますが、年間取引件数50件までならコストもかかりません。
2021年12月からは話題のDeFiにも対応しています。(有料版で利用可能です)
クリプタクト登録のはとてもカンタンです。あっけないほどすぐ出来ちゃいます。
いよいよクリプタクトの使い方を見ていきましょう。
まずは自分が利用している各取引所から、全ての取引履歴をダウンロードする(方法がわからなければ、クリプタクト内に取引所別にヘルプページがあるのでそこからチェック!)
取引所からダウンロードできたら、クリプタクトで次の作業を行います。
*利用している取引所が複数ある場合は、「続けてアップロードをする」をクリックし、全ての取引所の履歴をアップロードします。
基本はこれだけ。サポートもあるので必要な時はチャットウィンドウからコンタクトを取りましょう。
仮想通貨の損益計算ツールは他にもあります。
以下は先に説明したクリプタクトも含めた各ツールの特色です。
クリプタクト(Cryptact) | ジータックス(Gtax)Gtax) | クリプトリンク(CryptoLinc) | コインリー
(Koinly) |
|
対応取引所 | 58:国内、海外多数 | 52:国内、海外多数 | 79:国内、海外多数 | 363:国内取引所対応は準備中 |
対応仮想通貨数 | 8,600 | ー | ー | 17,000 |
無料プラン(年間) | 50件まで無料 | 100件まで無料 | 200件まで無料 | 10,000件まで無料 |
複雑極まりない仮想通貨の損益計算も、このような計算ウェブアプリを使えばあっという間に出来ちゃいます。
各計算ツールとも、独自のサービスや特色もあるのでぜひ自分にあったツールを見つけましょう。