スポーツ好きは世界中にごまんといます。
そんなスポーツ好きの中には、スポーツベットを楽しんでいる人が多いのはご存じですか?
応援がてらにベットする人もいれば、勝者をがっちり予想して利益を生む人もいます。欧米では、ベットしながら観戦するのが「文化」と言っても過言ではありません。
それ故に、世界のスポーツベッティング産業の規模は3兆ドルとも言われています。
ところが、人気のスポーツは「所変われば品変わる」で、国によって人気のスポーツは大きく異なります。今回はブックメーカー(オンライン/オフラインの両方)において【世界で最も賭けられている人気スポーツ競技】と【日本で最も賭けられている人気スポーツ競技】のランキング・トップ5を発表します!
順位 | 🌎世界で人気のスポーツベット | 🇯🇵日本で人気のスポーツベット |
1位 | サッカー | サッカー |
2位 | フットボール | 野球 |
3位 | バスケットボール | テニス |
4位 | テニス | 競馬/バスケ |
5位 | クリケット | 卓球 |
世界ランキングと日本ランキングをみて、「だろうね」と感じたスポーツと「えっ、意外!」と感じた順位の競技があったのではないでしょうか?
あくまでこれは、「ブックメーカーで人気のスポーツベット」のランキングです。ただし、世界で人気のスポーツベットは、世界(日本以外の国をひっくるめた)で人気のスポーツランキングといえます。
ただし、日本で人気のベットに関しては、JRAでの競馬や競艇、競輪を含めるとこの3つが上位に上がると思われます。
それぞれのスポーツと順位についての実情を探ってみましょう!
世界で最も人気のあるスポーツはサッカーだということは皆さんご存じの通り、スポーツベットでもサッカーが1番人気だということに疑問を抱く人はいないでしょう。
ベッティングおよびスポーツデータのアナリストであるSportradar社によると、全世界の合法・非合法ベッティングの約70%がサッカーへの賭けによるものです。
そのサッカー試合の中でも最も多くベットが集まるのは、4年に一度開催されるFIFAワールドカップ。
ワールドカップの各トーナメントでは、2億6,000万ドル(約285億円)以上の賭けが行われると言われています。
実は、米国で最も人気のあるスポーツはフットボールなのです。フットボールにはアメリカンフットボールの他にも、カナディアン、オーストラリアンフットボールなどもあり、世界的にもフットボールは2番目に多く賭けられています。
米国で行われるスポーツベットのうち、NFLへの賭けが約半分を占めており、スーパーボウルは最も人気のあるスポーツベットイベント。
2018年のスーパーボウルでは、1億5,860万ドルという記録的な額の賭けが行われました。ただし、これはあくまでも公式の数字。違法なスポーツベットも考慮すると、その数字はなんと47億6,000万ドルに迫ると言われています。
2020年のスーパーボウルでは、2,600万人がベットを行ったそうです。
学生時代にプレイしたことがある人も多いせいか、バスケとテニスは安定の人気。
マイケル・ジョーダンは日本にバスケブームを巻き起こしたと言われており、プレイ人口も多く、それがバスケファンのベットに繫がっていると考えられます。
テニスは地球上で最も人気のある「個人スポーツ」で、有名なウィンブルドン選手権の他にも、毎年約1,500のトーナメントを開催し、約93,000の試合を行っています。つまり、常にベットできる試合があるということがベットを促しているのでしょう。
日本のクリケット競技人口は約3,500人と、日本人には馴染みの薄いスポーツではありますが、実はインド、イギリス、オーストラリアを中心に、世界的に競技人口の多い人気のスポーツなのです。
発祥はイギリス、ボートのオールを短くしたようなバットでボールを打つ競技で、野球の原型ともいわれています。
そんなクリケットにベットをするファンたちは多く、2019年のクリケット・ワールドカップのインド対バングラデシュの試合だけでも、イギリスの1つのベッティングプラットフォームで約22億円という驚異的な金額が賭けられました。
野球は、日本・韓国・台湾・そしてアメリカを中心に人気のスポーツとなっています。
2021年の野球世界ランキング1位は、なんと日本!
ヨーロッパだと、野球というスポーツは知っているけれど、ルールを知らないしプレイしたこともないという人がほとんど。
やはり国内で競技人口が多く、その競技が強ければその国での人気も自然と上がるというもの。
よって、日本人が2番目によくベットしているのは野球という結果になっています。
全てのブックメーカーで日本競馬に賭けられるわけではありませんが、賭けることができるサイトでは上位にランキングしているのが競馬。
世界の競馬格付けパート Ⅰ(最上位)に認定されているのは世界で17ヵ国。日本の競馬はパート Ⅰ に格付けされています。さらに、JRAの馬券の売り上げも世界の売り上げに比べるとトップクラスです。
ブックメーカーの競馬のベットに関して言うと、JRAよりオッズが良い事がほとんど。そして公営ギャンブルのレース施行者は馬券を購入/払戻金を得た人の情報を保存し、必要な場合は国税局に情報提供を行うというのも少々気分が乗らない点なのか、ブックメーカーでベットしている人も増えています。
少し意外だったのが日本で5番目に人気のスポーツベット、卓球。
どのブックメーカーの日本市場でも、多くの人が卓球にベットしています。
個人的に卓球は温泉などのゲームルームでしかプレイしたことがありませんが、確かに見ていて楽しいスポーツです。
ベットの人気は日本が強いスポーツという事もあるからだと予想されますが、もう一つの理由としては、新型コロナウィルスが世界中に蔓延してからも、卓球の試合は頻繁に行われていたため、ベットの数も上昇したようです。
ちなみに、Eスポーツベットにも同様のことが世界中で起こり、ランクインはしなかったものの今後の変化に要注目です!
ランキングに関しては、ブックメーカーでのベットにフォーカスしているので、上の表のスポーツが人気のスポーツランキングとはやや異なります。
また、日本での競馬は、スポーツというよりギャンブルと見られているので、人気スポーツの調査では対象になっていません。競馬がスポーツとみなされるのなら、上位に入るほどの人気があるのではないかと思われます。
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ワタクシ自身もスポーツベット(もっぱらEスポーツが主で合間にワールドカップやF1、話題のボクシング試合など)をしますが、ベットせずに観戦するのは物足りなく感じます。
たとえベットしている試合を見のがしてしまっても、後でブックメーカーにログインして「賭けたチームが勝ったかな~」と確認する時のドキドキ感を楽しんでいます。
そしてやはり、自分の詳しいスポーツで勝者や試合の詳細を予想し、その読みが当たっているかどうか、そして当たれば稼げる、というのが楽しく嬉しい部分です。
みなさんはどのスポーツベットがお好き?
ご協力いただいた
‐ 賭けっ子リンリン(旧10Bet Japan)
の日本市場担当者の方々、ありがとうございました!
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