日本人ポーカープレイヤー賞金ランキング!(2023年1月現在)

日本人ポーカー賞金獲得ランキング
著者: Tomo Tomo
掲載日    |   更新日
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2023年を迎え、「今年はポーカーでもっと稼げるようになる!」と目標を立てた方も多いのでは?

日本でもポーカー人口は年々増えており、世界トップクラスのプレイヤーたちと対等に戦えるスキルを持った日本人プレイヤーも増えています。

さて、それでは現在、ポーカーで最も賞金を稼いでいる日本人は誰?!

昨年2022年1月の賞金ランキングの順位と比較しながら、順位にどのような変動があったのか?賞金額はどのくらい増えたのか?そしてランキングに突如現れた新星プレイヤーはいるのか?を早速チェックしてみましょう!

1年前のランキングは?2022年1月の日本人ポーカープレイヤー賞金ランキング!

賞金ランキングの定義

このランキングは、ポーカープレイヤー、会場、フェスティバル、イベント、結果に関する最も包括的なポーカーデータベース、The Hendon Mobのデータによるものです。

過去全てのオープンイベントと招待制イベントを含んでいますが、定期的なイベント(毎日、毎週、毎月など定期的に開催されるもの)の賞金は含まれていません。

日本人ポーカープレイヤー賞金ランキングトップ10!

日本人ポーカープレイヤーの中で、これまでに獲得した総賞金額が多い順に発表!彼らのグローバル(世界)ランキングにも注目!

日本順位世界順位プレイヤー獲得総賞金
🥇 1位 ➡885位 ⬇當眞嗣成/トウマ ツグナリ$ 2,313,443(約3億0257万円)
🥈 2位 ➡931位 ⬆四鹿和彦/ヨツシカ カズヒコ$ 2,244,628(約2億9,360万円)
🥉 3位 ⬆1083位 ⬆木原直哉/キハラ ナオヤ$ 1,990,612(約2億6,036万円)
4位 ⬇ 1298位 ⬇小倉孝/オグラ タカシ$ 1,714,657(約2億2,428万円)
5位 ➡1486位 ⬇余語葦織/ヨゴ イオリ$ 1,523,639(約1億9,928万円)
6位 ⬇ 1489位 ⬇香川雅昭/カガワ マサアキ$ 1,522,449(約1億9,912万円)
7位 🆕1498位 ⬆Masashi Oya/オオヤ マサシ$ 1,512,673(約1億9,782万円)
8位 ⬇1853位 ⬇池内一樹/イケウチ カズキ$ 1,250,188(約1億6,350万円)
9位 🆕1944位 ⬆小原順/オバラ ジュン$ 1,196,810(約1億5,652万円)
10位 🆕2062位 ⬆中村多聞/ナカムラ タモン$ 1,137,884(約1億4,881万円)
$→¥ レートは2023年1月2日のもの

プレイヤー紹介

1年前と比べてみると、1位、2位は変わらないものの、3位以降がかなり変わっています。しかも、前回はトップ10に入っていなかったプレイヤーたち3人もトップ10に初登場!

ポーカーを始めたばかりでこれらの賞金獲得トップ10プレイヤーたちのことを知らない、名前は聞いたことがあるけどどんな人?という方のために、各プレイヤーを簡単にご紹介!

1位:當眞嗣成 氏 ➡

ナチュラル8とスポニチのアンバサダーを務める當眞氏は、会社経営をしながらポーカープロでもあるという忙しい毎日を送っているよう。ファッションセンスも抜群で、ミュージシャンのGacktとも仲良しのようです。アジアのみならずオーストラリア、ヨーロッパのイベントにもよく参加しており、好成績を残しています。2019年、ハイローラーイベントで1週間に二度優勝し、ランキングを一気に駆け上りました。それ以来、賞金王の座を譲らない、日本人で最も稼いでいるポーカープレイヤーです!

2位:四鹿和彦 氏 ➡

1位の當眞氏のすぐ後を追うのが四鹿氏。確か、1位になった期間もあるのですが、再び當眞氏に抜かれてしまったと記憶しています。しかしこの二人の差は約1千万円。大きなイベントで四鹿氏が1度でも優勝すれば、賞金王の座を奪えます。昨年に比べると、當眞氏は世界ランキングを落とした一方で、四鹿氏は着々とランキングを上げているのを見ると、今年は順位入れ替えが起こっても不思議ではありません。2023年は二人の順位に目が離せません!

3位: 木原直哉 氏 ⬆

1年前は7位まで順位が落ちていた東大卒のポーカープロ、木原氏が3位まで浮上してきました。2022年のWSOPで好成績を残したことによるものです。将棋やバックギャモンの腕前もピカイチで、テキサスホールデムだけでなく、オマハやミックスゲームにも強い木原氏。日本のテレビ番組にもこれまで多数出演、2012年9月から2016年8月末までポーカースターズとプロ契約も結んでいました。2位の四鹿氏との差は3千万円強。今年の成績によっては順位を上げる可能性大です。

4位:小倉孝 氏 ⬇

2月で40歳になる小倉氏は、プロ雀士でもあります。高校の時に麻雀をはじめ、大学在学中に麻雀プロの道へ。学費と生活費を麻雀で捻出していました。プロ1年目に「雀竜位」タイトルを獲得、2008年には最高タイトルとなる「雀王」を獲得し、天才と称されています。2012年にWSOPメインイベントで当時日本人では最高位となる64位に入賞、ポーカー界でも脚光を浴びることに。マカオを拠点としてギャンブルで生計を立てていましたが、現在はコロナで日本に帰国しているとか。

5位:余語葦織 氏 ➡

賞金額ランキングでは昨年と同じく5位ですが、入賞回数は234回、2位に大きく差を開いてダントツ1位の余語氏。カナダのクイーンズ大学在学中にポーカーと出会い、プロの道へ。2010年から海外のポーカーイベントで生計を立てており、2016年からフィリピン・マニラを拠点にしています。2018年に結婚、フィリピン人妻をもつ余語氏ですが、フィリピンに1か月以上継続して滞在することはコロナが始まるまでなかったのだとか。一貫した強さを見せるポーカープレイヤーです。

6位:香川雅昭 氏 ⬇

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一時は日本人賞金王だった香川氏は、2003年から2013年まで世界中のイベントで好成績を残していました。コーエイプランニングというIT関連企業の社長でしたが、2013年、ウイルスを仕込んだ不正アプリを提供してアドレスを抜き取り、出会い系のサクラサイトの広告を5千万通以上送信し、課金から約4カ月間で3億9千万円の収益を得たとして、香川氏を含む9人が詐欺容疑で逮捕されました。以来ポーカー界から姿を消し、現在の消息は不明です。

7位:オオヤ マサシ 氏 🆕

The Hendon Mobのデータによると、2021年末にラスベガスで行われたVenetian DeepStack New Year’s Extravaganza Poker Series イベント#40に突如現れ優勝、約2千万円の賞金を獲得したオオヤ氏。以来、主にラスベガスで賞金を稼ぎ続け、わずか1年で日本人賞金ランキング7位に浮上!他のポーカープロたちも、要注意人物としてマークしているのではないでしょうか。今年、ランキングに大きな変化あるとすれば、オオヤ氏によるものではないかという予感。

8位:池内一樹 氏 ⬇

2019年のWSOPミリオネアメーカーイベントで準優勝した池内氏は、当時のレートで賞金約9,000万円を獲得し、以来、数々のトーナメントで好成績を残して賞金ランキングトップ10の常連プレイヤーです。昨年に比べ順位を2つほど落としたものの、2021年のWSOPオンラインブレスレットイベントで優勝し、念願のWSOPブレスレットを獲得。「ひゃっほう/Hyahhoo!」という、掲示板を含むポーカー情報サイトの運営者としても知られています。

9位:小原順 氏 🆕

岩手看護学校を卒業し、2年間看護師として病院に勤務した後、リサイクル業を主体とした会社を設立。2016年11月にポーカーと出会い、翌2017年中ごろから世界中のイベントで入賞し続け、2022年に賞金ランキングトップ10入りした小原氏。SUPER BRAINポーカーアカデミーの講師も務めており、「みさわ」としても知られています。2020年は仕事を優先してあまりポーカーシーンには登場しませんでしたが、それでも現在9位にランクインする実力の持ち主です。

10位:中村多聞 🆕

「ポラえもん」としても知られる京大卒のポーカープレイヤーが中村氏。事業の失敗と投資して貰ったお金を他のことに使ってしまい、借金が1億あるとか。また、WSOPのハイローラーイベントに参加するために人から借金し、それでもバイイン額が足らなかったのでバカラで増やそうと試みたものの2分で溶かしてしまうなど、何かと話題は尽きません。しかし10位にランクインする事実を踏まえると、ポーカーの腕は確かな中村氏です。

その他注目プレイヤー

トップ10入りは果たしませんでしたが、個人的に気になるポーカープレイヤーたちの順位をご紹介!

11位:横澤真人(ヨコサワ マサト) 氏 ⬇

トップ10圏外に落ちた「世界のヨコサワ」として知られる横澤氏は、2022年9月時点で最もチャンネル登録者数の多いポーカーYouTuber。立教大学を中退し、起業して事業は成功するものの、法務や税務を任せていた人物に騙され4,000万円の借金を負うことに。そこからポーカーの才能を発揮し、2021年6月には総工費1億円をかけ、国内最大級のポーカールーム「ROOTS SHIBUYA」をオープンしました。

19位:石田有里(イシダ ユリ)氏 ⬇

5つランクを落としてしまいましたが、石田氏は日本人女性で最も賞金を獲得しているポーカー賞金女王。海外のカジノでディーラーをしていた経験もあるのだとか。賞金額では19位ですが、入賞回数では余語氏に続いて日本人2位となっており、164回ものイベントで入賞しています。間違いなく、日本で最も強い女性ポーカープレイヤーです。

32位:名和大貴(ナワ ヒロキ)氏 ⬇

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11位の横澤氏の友人であり、YouTube「世界のヨコサワ」の編集を担当、動画にも出演している名和氏は、2019年のWSOPメインイベントに横澤氏と共に参加。そこでなんと、横澤氏ではなく名和氏が日本最高位となる25位入賞を果たし、記録を塗り替えました。その時の賞金約3,500万円は、横澤氏と共にオープンしたポーカールームにオールインしたのだとか。

70位:Gackt(ガクト) ⬇

2021年9月から神経系疾患と重度の発声障害を理由に芸能活動を休止していたGacktですが、「芸能人格付けチェック!2023お正月スペシャル」に出演。全快ではないものの、回復している様子です。2018年から2021年まであまりポーカーをプレイしていませんでしたが、2022年はWPT Prime カンボジアの2つのイベントで2位、7位に入賞。すっかり元気になったGacktの姿が早く見たいですね🙏

ジャパンギャンブラーズからのコメント

気になるポーカープレイヤーたちはこの他にもたくさんいますが、名前を挙げるとキリがないのでこのくらいで終わりにしておきます。

ここ数年、コロナで多くのポーカートーナメントが中止/延期されたり、オンラインで開催されたりしましたが、世界各国でコロナ規制も解除され始め、ポーカープレイヤーたちも移動が楽になり、ライブポーカートーナメントに熱気が戻りつつあります。

それだけに、2023年は大きな番狂わせがあるかも?!ポーカープレイヤーたちに今年も注目です!

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Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノ、ブクメのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!ゲーミング業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪