ポーカーの人気は日本でもますます上昇中! 同時にスキルのある日本人ポーカープレイヤーも次々に登場し、WSOPなどの世界的に大きなイベントでも、以前に比べ日本人プレイヤーたちが上位に名を残すようになりました。
そんな日本人プレイヤーたちの中で、これまでに最も賞金を獲得しているのは誰?いくら獲得しているの?
ポーカープレイヤーなら誰もが気になる、そして尊敬する日本人ポーカープレイヤーの賞金王ランキングトップ10!+筆者が個人的に気になる日本人プレイヤーたちの日本ランキングと世界ランキングを発表します!
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このランキングは、ポーカープレイヤー、会場、フェスティバル、イベント、結果に関する最も包括的なポーカーデータベース、The Hendon Mobから情報を得ています。
賞金のバイイン制限はなく、過去全てのオープンイベントと招待制イベントを含んでいます。定期的なイベント(毎日、毎週、毎月など定期的に開催されるもの)は含まれていません。
日本人ポーカープレイヤーの生涯獲得賞金額が多い順に発表!彼らのグローバル(世界)ランキングにも注目!
日本順位 | 世界順位 | プレイヤー | 獲得総賞金 |
🥇 1位 | 822位 | 當眞嗣成/トウマ ツグナリ | $ 2,275,334(約2億6,249万円) |
🥈 2位 | 1190位 | 四鹿和彦/ヨツシカ カズヒコ | $ 1,706,461(約1億9,687万円) |
🥉 3位 | 1221位 | 小倉孝/オグラ タカシ | $ 1,672,731(約1億9,297万円) |
4位 | 1362位 | 香川雅昭/カガワ マサアキ | $ 1,522,449(約1億7,562万円) |
5位 | 1373位 | 余語葦織/ヨゴ イオリ | $ 1,511,631(約1億7,435万円) |
6位 | 1728位 | 池内一樹/イケウチ カズキ | $ 1,228,737(約1億4,172万円) |
7位 | 1799位 | 木原直哉/キハラ ナオヤ | $ 1,184,758(約1億3,664万円) |
8位 | 2277位 | 土川鉄也/ツチカワ テツヤ | $ 959,254(約1億1,063万円) |
9位 | 2399位 | 横澤真人/ヨコサワ マサト | $ 920,354(約1億0,614万円) |
10位 | 2866位 | 関谷洋右/セキヤ ヨウスケ | $ 776,613(約8,956万円) |
ポーカーを始めたばかりでトップ10までにランクインしたプレイヤーたちを知らない、名前は聞いたことあるけどどんな人物?という方に各プレイヤーを紹介します!
派手めのファッションが目を引く、大阪生まれのスタイリッシュなプレイヤーが當眞氏。 「つぐ兄(にぃ)」とも呼ばれています。
大阪経済大学経済学部を卒業した後、2008年にみずほ銀行へ入行。2009年11月には株式会社トウマトータルビジネスを設立、他にも3つのビジネスを展開し、ポーカーのセンスだけでなくビジネスセンスもお持ちのようです。
2019年のEuropean Poker Tour (EPT) では熱烈な走りを見せ、1週間で2つのハイローラータイトルと賞金約€800,000(1億円以上)を稼いだツワモノ。同年、日本プレイヤー・オブ・ザ・イヤーも受賞しました。
ナチュラル8のアンバサダーも務めており、簡単に日本一を譲ることはなさそうな予感。
熊本を拠点に不動産会社を経営する四鹿氏は、 世界ランキング4位のエリック・サイデルと同じようにもともとバックギャモンプレイヤーでした。バックギャモンの腕もピカイチで、2011年の日本選手権で優勝するほど。
その後ポーカーに転向し、一時は賞金王1位に浮上しましたが、 當眞氏がEPT2019で1週間に2回優勝したことで再び2位に。これまでに獲得した最も大きなトーナメント賞金額は、2018年のEPTバルセロナで優勝した際の€370,300(約4,850万円)となっています。
2014年以来、世界中の様々なトーナメントに出場し好成績を残している四鹿氏、これからもブレーキはかかりそうにありません。
千葉県出身のプロ雀士でもある小倉氏は、現在マカオ在住。高校生に時に麻雀をはじめ、大学在住中にプロ雀士となり、学費と生活費の全てを麻雀で捻出していました。プロ1年目に「雀竜位」タイトルを獲得、2008年には最高タイトルとなる「雀王」を獲得し、天才と称されました。
同年(26歳の時)、ポーカーでも好成績を残し、2012年にはWSOPメインイベントで当時日本人最高位となる64位に入賞し、話題となりました。(2019年に記録は塗り替えられましたが)
現在もアクティブにポーカーをプレイしており、GGポーカーなどオンラインでもプレイしています。
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一時は日本のトップポーカープレイヤーだった香川氏は、コーエイプランニングというIT関連企業の社長でした。しかし2013年、スパムメールを送信して入手したアドレスから出会い系の「サクラ」サイトへ誘導し、課金から収益を得ていたことで9人が 詐欺容疑で逮捕されました。この詐欺で約4億円を稼いだとされ、首謀者が香川氏でした。
以来ポーカー界から姿を消しましたが、9年経った現在も4位にランクインしているのを見ると、香川氏の当時の強さが伺えます。
愛知県名古屋出身、現在はフィリピン・マニラ在住。カナダ・クイーンズ大学在学中にポーカーと出会い、その魅力にハマったという余語氏。ポーカーにハマりすぎて留年しながらも、大学卒業後にプロポーカープレイヤーとして活動を開始しました。2010年からアジアを中心にポーカーをプレイしています。
賞金ランキングでは5位ですが、賞金獲得回数は229回という記録を持ち、2位と60回以上の差をつけて堂々日本1位です。
無汗性外胚葉形成不全という持病を持っているとツイッターアカウントで公表していますが、進行する病気ではないので、これからもどんどん入賞回数を増やしていくことでしょう。
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「ひゃほう」としても知られる東京出身の池内氏は、2019年のWSOP ミリオネアメーカーで準優勝し、賞金$830,783(約9,500万円)を獲得したことで知名度はさらにアップ!
2020年、オンラインで開催されたWSOPではなんと21イベントで入賞、2021年にはWSOPオンラインブレスレットイベント#5: $1,000ノーリミット・ホールデムで優勝し、ついに念願のWSOPブレスレットを獲得しました。
一貫性のある強さを見せつける池内氏、今年のWSOPでも活躍してくれることでしょう。
北海道出身、2001年東京大学理科一類入学し、10年かけて東京大学理学部地球惑星物理学科を卒業。バックギャモン、将棋、麻雀も強く、大学卒業後ポーカープロに。日本では東大卒のポーカープロとして認知度が高く、ポーカースターズ(ポーカースターズへの登録はこちら)とプロ契約を結んでいたこともあることから、海外での認知度も高いプレイヤーです。
2012年のWSOPでは、Pot Limit Omaha – Six Handedで日本人初の優勝を果たし、テキサスホールデムだけでなく、オマハでも強さを見せています。
シンガーソングライターのGacktが「ポーカーの師匠」と呼ぶのが土川氏。 Gacktが愛犬のフェンディを里子に出した先が土川氏というほど、近い友人関係のようです。
京都の龍谷大学卒、ツイッターアカウントでは、好きなもの「嫁・愛犬・友達・讃岐うどん・睡眠・散歩・王将餃子、551豚まん」と語る愛妻家&愛犬家。
ここ数年はファイナルテーブル進出等の成績は収めていませんが、賞金獲得回数は余語氏に続いて日本2位の163回、アジアのトーナメント、WSOPを中心にプレイしています。
プロギャンブラー 「世界のヨコサワ」 の日常を配信する動画が話題の、人気Youtuberでもある横澤氏。
18歳で大学を中退しWeb広告会社を起業、しかし人に騙され20歳の時に4千万円の借金を背負うことに。そんな時にポーカーと出会い、「ポーカーをするために生まれてきた」と感じたそうです。
21歳でWPT 韓国のメインイベントで優勝し、以来、世界中のポーカートーナメントでプレイし、 ギャンブルで生計を立てています。2021年6月には共にYoutubeチャンネルを運営する名和大貴氏とアミューズメントポーカールーム「ROOTS SHIBUYA」をオープンし、大盛況を収めています。
大阪出身、日焼けがよく似合う関谷氏は麻雀にも強く、2018年には大会で優勝して第16期アマ最高位に。昨年2021年のアクションは見つかりませんでしたが、2020年のWSOPオンラインには参加していました。
同年、メルボルンで開催されたオージーミリオンで33位に入賞しており、2013年にもオージーミリオンのノーリミットホールデム/ポットリミットオマハイベントで優勝しています。
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トップ10入りは果たしませんでしたが、今後のアクションが気になるプレイヤーの順位をチェックしてみましょう!
生涯賞金は$766,601と、10位の関谷氏とあまり差のないポーカープロの一ノ瀬氏。WSOP2021では9イベントで入賞しており、そのうちLimit Hold’em 6-Handedでは準優勝しています。次のランキングにはトップ10入りの可能性大です。
京都出身、カナダ留学中にポーカーと出会い、2006年にカナダのトーナメントで好成績を残しました。元GGポーカー、ナチュラル8のアンバサダーでもあり、ポーカースターズの契約プロだったことも。世界各地のポーカートーナメントに参加していますが、オンラインポーカーでも頻繁にプレイしています。
兵庫県出身、現在はマレーシアを生活の拠点にしている石田氏は、生涯賞金$557,735を稼いでいる日本の女性トップポーカープレイヤー。大学卒業後、日本カジノスクール国際プロディーラー学科を卒業しており、海外でカジノディーラーをしていた経験もあります。
2012年から本格的にポーカーをはじめ、国内で女性初のAJPC契約プロ。賞金獲得回数は余語氏、土川氏に続いて日本3位の150回。愛娘を連れ、世界中のトーナメントに参戦するスーパーウーマンです。
横澤氏の 「世界のヨコサワ」Youtube動画の編集・アシスタントをしている名和氏は、2019年のWSOPメインイベントで彗星のごとく現れ25位に入賞、歴代日本最高位の小倉氏の記録を更新して話題になりました。 その時の賞金は$324,650、その後も度々トーナメントで入賞し、現在の生涯賞金は$357,165となっています。
また、昨年ポーカールーム「ROOTS SHIBUYA」 を横澤氏とオープンしました。 今後の名和氏がどんな結果を残すのか、楽しみにしているファンも多いはず。
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ポーカー好きの日本人セレブとしても知られ、日本のポーカー人気の火付け役となった人物でもあります。沖縄出身、本名は「大城ガクト」、現在はマレーシアのクアラルンプールを拠点にしています。
2020年、オンラインで行われたBattle of Maltaトーナメントに参加し、Bounty Grand Master High Rollerイベントで優勝していますが、この時の賞金$42,235.14は生涯賞金$154,977に含まれていません。2021年に神経系疾患と重度の発声障害を理由に芸能活動を休止していますが、ポーカーは続けてほしいですね。
個人的には以上に挙げたポーカープレイヤーたちの他にも気になるプレイヤーは多く、挙げるとキリがありません。
余語氏は2022年になりすでに賞金を獲得していますし、全体的に賞金額の開きはそれほどあるわけではありませんから、近いうちに順位の入れ替えがあることも十分考えられます。
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