デイリー・メールが報じるところによると、イングランドサッカー協会(FA/ザ・フットボール・アソシエーション)は、ブックメーカーに、サッカーの試合でイエローカードに賭けるマーケットを提供しないようにと要請しています。
イングランドサッカー協会は、イエローカードが出されるかどうかに賭けるマーケットを提供することは、八百長を助長すると懸念しています。*イエローカードを選手が意図的に受け取る可能性があり、これが試合の結果に与える可能性があります。
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イングランドサッカー協会は、過去5年の間に、不審なベッティングに関する大規模な調査を4回行っています。大規模なものは4回ですが、小規模な調査を含めると相当な数に上ると見られています。以下は世間でも話題になった大規模調査の一部です。
なお、イングランド・プレミアリーグは、この提案を指示する可能性が高いと見られています。
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イングランドサッカー協会はまた、試合中に出されるカード数、コーナーキック数、ペナルティ数を予想するマーケットに制限を設けることも検討しています。
これらのマーケットを正式に禁止とするには、英国ギャンブル委員会(Gambling Commission)の介入が必要となりますが、イングランドサッカー協会は、各ブックメーカー事業者を説得し、マーケットの提供を自己規制させるというルートも模索しています。デイリー・メールによると、すでに大手のUnibetや32Redを含む一部のブックメーカーで、このようなマーケット提供の自粛を始めています。
オンラインギャンブルを規制しているドイツではすでにイエローカードへのべットは禁止されています。イングランドサッカー協会の取り組みはグローバルなものになる可能性があります。
お詫び*「イエローカードは、選手が退場を回避するために意図的に受け取る可能性があり」が意味のよく分からない表現となっていました。「イエローカードを選手が意図的に受け取る可能性があり」に修正しました。お詫びいたします🙇♀️
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ニュースソース
:https://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-12445829/FA-wants-gambling-companies-STOP-allowing-yellow-card-bets-bid-crack-spot-fixing-amid-rise-high-profile-betting-probes.html