地元の情報誌によると、スペインのポーカープレイヤー、ディエゴ・ゴメス・ゴンザレスの所有するヨットが土曜日、スペインのフォルメンテーラ島沖で火災を起こし、その後沈没するという悲劇が起こりました。午後遅くに海上保安当局に救難信号が発せられ、豪華な船内で大規模な火災が発生したことを告げました。
事故当時、98フィートの船「Irmao(イルマオ)」には12人の乗客と5人の乗組員が乗っていました。1人の乗組員が地元の病院で軽い火傷の手当てを受けたものの、17人全員が大きな怪我をすることなく難を逃れました。
しかし、ゴンザレスはヨットには乗っておらず、地元メディアによると、ゴンザレスが所有者となっていますが、この船は週58,101ドルの貸切チャーターとして使用されているようです。
事件が起きたのはフォルメンテーラの人気スポットで、ベソ・ビーチがあるカヴァル・デン・ボラス地区。夏のこの時期は海上もビーチも多くの人で賑わい、この日も燃えるヨットの周りには数十隻もの他のボートがありました。「イルマオ」の火災発生後、線上にいた乗客は全員船から飛び降り、近くにいた他のボート数隻が乗客と乗組員の救助に参加しました。
スペインの海上安全救助協会(MSRS)の報告では、炎はヨットの操縦室部分から発生した可能性があります。しかし、原因はまだ不明であり、ヨットは沈んだため、今後も解明されることはないでしょう。
MSRSの船舶は救難信号を受けて直ちにイビサ港を出発し、夕方7時頃、難破したヨットを曳航しようとしましたが、制御不能の炎と損傷によって船体は沈没しました。
日曜日には汚染物質を除去し、環境破壊の有無を確認するため海難救助会社がMSRSとともに検査し、若干の浮遊物はあったものの、重大な汚染は見つかりませんでした。
今後数日間、流出がないか監視を続けるとともに、ボートの残骸があれば清掃する予定です。MSRSは、ヨットの所有者が責任を持ってヨットを引き上げ、港まで運ぶと付け加えました。
ゴンザレスは、スペイン・マドリード出身のプロポーカープレイヤーで、「ライオン」というニックネームで知られています。ゴンザレスは2012年にチェコ共和国のプラハで開催されたEuropean Poker Tour(EPT)のファイナルテーブルに、全身ライオンのコスチュームを着て登場し、「ライオン」のニックネームが付きました。
そしてこの時の5位入賞、賞金$256,189を獲得したのが最も大きな賞金となっています。
現在35歳のゴンザレスは高校生の時にポーカーを始め、その後オンラインポーカーでリアルマネープレイを開始、まもなくスペインのポーカートーナメントの常連となりました。
しかし「ライオン」は最近、ライブポーカーには参加していないようです。Hendon Mobは2021年6月、888pokerによるSpanish National Poker Circuit Main Eventで66位に入賞し、$1,966の賞金を獲得したのを最後に、入賞の記録はありません。
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