先週も多くの日本人プレイヤーが、WSOP2023で良い成績を収めました!
日本人プレイヤーの他にも、世界トップクラスのポーカープロが入賞・そして優勝しています。
早速、結果を見ていきましょう!
イベント#67: $1,000 LADIES No-Limit Hold’em Championshipは、女性プレイヤー限定のトーナメント。今年のレディーストーナメントは、史上最多のエントリー数となりました。
そのトーナメントで、日本の美人女性プレイヤー、岡本 詩菜(おかもと しいな)氏が2位入賞!「立てば芍薬、座ればポーカーキラー、歩く姿は百合の花」とでも言いましょうか、美と才と度胸を持ち合わせた岡本氏、ポーカー界でも人気の存在です。
イベント#67の詳細
岡本氏は4日間のこのトーナメントを通して、常にチップカウント上位をキープし、3日目のファイナルテーブル進出となる10人が出揃った時もチップリーダーでした。そこからさらにチップを増やし、トーナメント最終日となる4日目は、2位と倍以上チップの差をつけてチップリーダーでスタート。
長くチップリーダーを保っていましたが、残り5名となった際、タマル・アブラハム(Tamar Abraham)氏とのハンドでセットオーバーセットにより大きなポットを取り損ね、チップリーダーの座を譲ってしまいます。
その後この二人が他のプレイヤーたちを敗退させ、いよいよ岡本氏とアブラハム氏のヘッズアップに。二人はチップを奪い合いますが、じわじわとアブラハム氏が岡本氏とのスタックの差を広げていきます。
そしてファイナルハンドとなったのは・・・
ヘッズアップとなって約1時間半が経過した時、岡本がボタン、アブラハムがビッグブラインド、珍しくリンプインでハンドがスタートした。 フロップで 2♣ 10♥ 5♠ となり、アブラハムがチェックすると、岡本は200,000をベット。するとアブラハムは 800,000へチェックレイズした。岡本は残り少なくなったスタックからコールした。 ターンに Q♠ が現れ、アブラハムは再度チェックし、岡本のアクションを伺う。岡本が「オールイン」と告げると、アブラハムはスナップコールし、チップを投げ出した。 岡本 詩菜:5♦ 4♥ タマル・アブラハム:10♠ 3♠ この時点で岡本が勝つにはアウツが4枚しかなく、かなり厳しい状態でリバーを見つめる。リバーには 6♠ が現れ、アブラハムがフラッシュを完成させ、優勝が決まった。 |
残念にも、岡本氏はあと一歩のところで優勝には届きませんでしたが、人生で4回目のWSOPライブ賞金(この他にもオンラインで2回)を獲得、彼女にとってこれまでで最高賞金となる$118,768(約1,719万円)を手にしました。
ファイナルテーブルには届かずも、他にも日本人プレイヤーが上位入賞しています。
イベント#68: $1,000 Super Turbo Bounty No-Limit Hold’em
このトーナメントでの13位入賞で、ニシダ氏は$13,370(約193万円)を獲得しました。
イベント#69: $10,000 No-Limit 2-7 Lowball Draw Championship
WSOP 2023で最初の日本人チャンピオンとなった鈴木氏が、ここでも15位入賞し、$20,000(約288万円)を獲得しました!今年4回目の入賞となっています。
また、このトーナメントでは、人気も実力もあるポーカープロ、ダニエル・ネグラヌが5位入賞し、$81,751(約1,184万円)を獲得しています。
こちらも世界のトッププロの一人、フィル・ヘルミュース(Phil Hellmuth)の最新ニュースです!
WSOP 2023で9回の入賞を果たしていますが、それでも思うようにゲームが進まなかったといいます。しかし、イベント#72: $10,000 Super Turbo Bountyでヘルミュースにとって17個目のWSOPブレスレットを獲得、最多ブレスレット保持者としての世界記録を伸ばし、今年10回目の入賞を果たしたことで、その苛立ちは一気に解消されたようです。
3つのブレスレット以外、そして今回の17回目の優勝は、ノーリミットホールデムでもたらされました。
イベント#72の詳細:
この優勝でヘルミュースは$803,818(約1億1,630万円)の賞金も獲得しましたが、彼にとって最も重要なのは、賞金ではありませんでした。むしろ、ポーカープレイヤーとして世界のトッププロの一人であることを人々に示すことだったのです。
ヘルミュースは後半でチップリーダーに立ったものの、それまでにかなりの浮き沈みがありました。一時は15,000/30,000のブラインドレベルで60,000まで落ち込んだこともありました。「ブレイク(休憩)まで持ちこたえる必要があったんだ。」と語ります。そのブレイク中、ヘルミュースは集中力を取り戻してドラマチックなカムバックを果たし、新たな活力を取り戻しました。
ブレイクの後、ヘルミュースはポケットジャックを3回持っていくつかのポットを獲得、絶妙なタイミングでエースを持ち、フィル・アイビー(Phil Ivey)を6位で敗退させました。「ポケットジャックとエースキングで持ちこたえたんだ。運が悪いとずっと不満に思っていたけど、これで十分すぎるほど戻ってきたよ」と続けました。
これまでの WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェストを一気読み!
1️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト①!イベント#12で清水 望 3位入賞!
2️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト②!またもや清水望、そして小倉孝
3️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト③:遂に日本人優勝者現る!
4️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト④!今度は一ノ瀬・負野が
5️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト⑤:今年二人目の優勝者!
7️⃣ WSOP 2023 日本人プレイヤーダイジェスト⑦:田中がオマハで5位入賞
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ニュースソースおよび画像:https://www.wsop.com/