WSOP2021 イベント#44: $3,000 6-Handed Limit Hold’emの最終日3日目、日本人ポーカープロの一ノ瀬公聖とRyan Hansen/ライアン・ハンセンは賞金109,692ドルを賭け、 2時間以上に及ぶ一進一退のヘッズアップバトルを繰り広げました。
このイベントには162名のエントリーがあり、賞金総額は43万2,540ドル。
ヘッズアッププレイが始まったとき、一ノ瀬はハンセンの2倍のチップを持っていましたが、それも長くは続きませんでした。ヘッズアッププレーの開始早々、ハンセンはフォー・オブ・ア・カインド(4カード)というハンドで差を縮め、2人のプレイが始まってから30分も経たないうちにスタックはほぼ互角になりました。
その後ハンセンは一ノ瀬の2倍以上のチップを持ち、トップに躍り出ましたが、このリードも長くは続きませんでした。一ノ瀬は再びトップに立つと、すぐに3:1でチップをリードしました。
追い詰められたハンセンですが、反撃を開始します。一ノ瀬は大きめのサイズのポットをいくつもフォールドするなどし、ハンセンは重要なハンドを次々と獲得していきました。その後、ハンセンは再びリードを奪い、このリードは決して譲ることのないものとなったのです。
最後は一ノ瀬が J 10、ハンセンはK 4での対決となり、ボードはどちらのカードにも絡むことなく、ハンセンが優勝、初のブレスレットを獲得しました。
ハンセンは「夢のようです。こんなことになるとは思ってもみませんでした。僕はただ挑戦してみようと思い、そして楽しんでいただけなのに、こんなことになってしまったよ!」と語っています。
ニュースソース:https://www.wsop.com/tournaments/updates/?aid=2&grid=4865&tid=19832&dayof=198323&rr=5