欧州キャプテンW杯で【ONE LOVE】アームバンドの着用断念

ワールドカップイングランドなどの欧州代表「ONE LOVE」のアームバンド着用を断念
著者: Jun Jun
掲載日    |   更新日

日曜日よりカタールで開催されているワールドカップで、イングランド、ウェールズ、ベルギーやドイツ、オランダなどの欧州諸国は「ONE LOVE」のアームバンド着用を断念したことが明らかになりました。

「ONE LOVE」アームバンド着用の断念は、アームバンドをフィールドで着用した場合、イエローカードが出されることが確認されたことを受けてのこと。

全てのバックグラウンドを持つ代表を表現しているカラフルなハートの中央に1と描かれた「ONE LOVE」アームバンドは、多様性と包括性を支援するため作成され、イングランドのハリー・ケインやウェールズのガレス・ベイルを含む7か国のキャプテンが着用する予定でした。

7つのサッカー協会は共同声明で、「私たちは、前例のないFIFAの決定に非常に苛立ちを覚えている。」と述べています。

また、「私たちはスポーツ用品の規定違反に通常適用される罰金を支払う用意があり、このアームバンド着用に関し強いこだわりをもっていました。しかし、選手たちが警告を受けたり、フィールドから退場させられるような状況に追い込むことはできない。」と着用断念の理由について発表しました。

同アームバンドのフィールドでの着用の提案は開催地カタールの、主に同性愛禁止に反対の立場を表現したものだと見られています。カタールでは同性愛禁止、女性の権利の制限、労働環境などに多くの非難の声が上がっています。

一方で、スポーツと政治は切り離して考えるべきで、スポーツ以外の問題提起はフィールド外で行われるべきとの声も上がっています。

サッカー関連の最新ニュース:C・ロナウドの次のクラブは?チェルシー1月に契約が有力な候補

ニュースソース:https://www.eurosport.com/football/world-cup/2022/with-a-heavy-heart-european-teams-abandon-one-love-armband-protest-under-fifa-pressure_sto9237838/story.shtml

このニュース記事を共有する
Jun
著者について
おっとりなマイペースギャンブラー。カジノサポート、大手アフィリエイトのライターを経て今に至る。時折見せる生真面目さゆえ、時には周りに煙たがられている(気がする)ことが悩み。スロットプレイ時は喜怒哀楽が激しい。スポーツベットでは感動の涙をながすことも。