ジャパンギャンブラーズでもお伝えした6月26日のツール・ド・フランスで起こった大クラッシュ。ブレストの裁判所はこのクラッシュを引き起こした女性を、人々を危険にさらし過失傷害を引き起こしたとして有罪としました。この女性には罰金€1,200の判決が下され、また、ナショナル・ユニオン・オブ・プロフェッショナル・サイクリスト(UNCP)への「象徴的な1ユーロ」の支払いも課せられました。
この大クラッシュは今夏ツール・ド・フランスの第1ステージの残り47キロ地点で起こりました。女性はメッセージがかかれた段ボール製のボードを手に持ち、コースに乗り出しました。そして女性がテレビカメラに向かってボードを掲げているところへ選手のひとりがぶつかり転倒、後続の選手たちが次々に転倒し、選手8人が治療を受けることになりました。
事故後、女性の行方は分からなくなっていましたが、4日後出頭しました。ツール・ド・フランス主催者は訴状を取り下げましたが、スイス・プロフェッショナル・サイクリスト・アソシエーションが別の訴状を申し立てていました。 10月14日の公判では検察側はこの女性に執行猶予付きの4か月の実刑判決を要求していました。
ニュースソース:https://www.eurosport.com/cycling/tour-de-france/2021/tour-de-france-2021-woman-who-caused-huge-tour-crash-with-sign-waving-fined-1200-euros-by-french-cou_sto8665180/story.shtml