和歌山県は、統合型リゾート(IR)施設の計画を国に申請するための県の議案を、反対多数で否決しました。
和歌山市は4月28日の期限までに整備計画案を国に提出するための最終段階に入っていましたが、20日の本議会で無記名投票を行った結果、賛成18、反対22、で否決に。これにより28日の申請期限には間に合わなくなり、誘致は長崎と大阪のみとなりました。
IR計画の最大の問題は、高額な事業となるにも関わらず、4,100億円プロジェクトの資金調達に関する疑問は未解決のまま。特に、カジノの運営会社であるクレアベスト・ニーム・ベンチャーズ社は、その資金負担をどうするのか、まだ十分に説明していません。また、県がどのように負担するのかについても疑問がありました。
長崎県は佐世保市へのIR誘致の軌道に乗ったようで、国の許可が下りれば「ハウステンボス」に建設される予定です。大阪府はすでに府内のIR案を認可しており、カジノ運営会社であるMGMリゾーツ・インターナショナルは日本に進出する最初の米国系カジノ運営会社となる可能性があります。
ニュースソース:https://www.casino.org/news/wakayama-drops-out-of-japans-ir-race-nagasaki-and-osaka-push-forward/