ボリス・ジョンソン首相の辞任により、英国の新ギャンブル法成立はさらに遅れる見込みであると報じられています。
7月5日以降、多くの閣僚や政府関係者が次々と辞任しましたが、その中にはDCMS(デジタル・文化・メディア・スポーツ庁)担当大臣であるクリス・フィルプ氏が含まれます。フィルプ氏は新ギャンブル法を監督する任務を担っていました。後任は決まっていません。
2005年に制定された現行のギャンブル法を改正しようという取り組みは2020年に開始されましたが、Covid-19の流行による遅れや閣僚間の論争もあり、これまで目立った進展が見られませんでした。しかし先週、ギャンブル法改正の話が再び話し合われるようになり、「新ギャンブル法は数週間のうちに発表されるだろう」(情報筋)とされていました。
メディアの予想は、フィルプ氏の辞任を受け、新ギャンブル法の成立は政府の優先事項ではなく、さらに数か月単位で遅れるだろうとの見方が大半のようですが、ジョンソン首相が辞任を表明した7日、DCMSのナイジェル・ハドルストンスポーツ大臣は野党に対し、「改正案の締結は依然として政府の優先事項であり、今後数週間のうちに発表する」と述べました。
オンラインカジノの賭け金の制限とギャンブル依存症の治療のための徴収を課すかどうかについて質問されたハドルストン大臣は、「見直しは包括的であり、ギャンブルの多くの分野をカバーしている」と答えるにとどまりました。
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