アーセナルや名古屋グランパスの元監督であり、FIFAのグローバル開発の責任者であるアーセン・ベンゲル氏が推し進めるワールドカップの隔年開催案に対し、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は猛反発しています。
チェ フェリン会長は、二年に一度の開催は「kill football」=「サッカーを殺してしまう」と述べました。また、ワールドアスレティックス(国際陸上競技連盟)のコー会長も隔年開催案はオリンピックに悪影響を与えるとしています。
チェフェリン会長は、隔年開催案は「サッカーの基本原理に反する」とし、実現しないと考えていると発言しています。もしも実現するとなると「我々はワールドカップに参加しないという決定をすることができる」と述べました。氏は4年に一度だからこそワールドカップの価値があると考えているとも述べています。
チェフェリン氏はまた、FIFAの議会からは何の連絡もなしに案の協議が進められていることに対しても不快感をあらわにしています。
ニュースソース:https://www.reuters.com/lifestyle/sports/uefa-chief-ceferin-threatens-world-cup-boycott-if-new-plans-go-ahead-2021-09-09/