Twitch/ツイッチは先月、特定のギャンブルコンテンツを禁止するポリシーの変更を行いました。あれからわずか数週間、Twitchのトラフィックフローを分析したところ、このポリシー変更が影響を及ぼし、視聴者数が22%減となっています。
一部のギャンブルコンテンツをバンするという決定は多くの反発を受けましたが、ギャンブル関連コンテンツのバン支持者たちは、Twitchがあらゆる形態のギャンブルコンテンツを禁止することを望んでいました。しかし、ギャンブルコンテンツがTwitchの主要な収入源のひとつであることを考えるとそれは考えにくく、すでに22%の損失は同社に打撃を与えています。
今年の第3四半期、この期間のTwitchストリーミング(動画配信)視聴者は全体の95.9%を占め、YouTubeは4.1%に留まっていました。レビューや再生、大勝利の動画ではYouTubeが依然としてリードしていますが、世界的なカジノのライブストリーミングではTwitchが不動の王者でした。
Casinolyticsのレポートによると、Twitchは現在、市場の74%を占めています。ポリシー変更前は市場の約96%を支配しており、Twitchはまだトップを保っているものの、わずか数週間のうちに22%も下がったのは大きいでしょう。そのため、新たな広告収入でその差を埋めようとする可能性が考えられます。
また、Twitchはストリーマーがジオロケーションブロッキングツールを回避するために仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用していないかをより詳細に精査しており、米国の視聴者に向けて宣伝するギャンブルストリーマーが、ゲーム当局からの運営ライセンスを持っているかを監視しています。
しかしこの変更は、YouTubeにとって朗報でした。Casinolyticsのレポートによると、Twitchのポリシー更新後、YouTubeのストリーミング視聴者は以前より40%増加しているようです。
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