オーストラリアで最も裕福な250人のリスト2023年版が更新され、そのうちの139人はビリオネア。カジノ王ジェームス・パッカー(マライア・キャリーと婚約していたことも)のように引き続きカジノ界を代表する名前もありますが、新星も何人かランクインしています。
オーストラリアで最もリッチなのは、鉱業会社ハンコック プロスペクティングのジーナ・リネハート。彼女の資産は326億4,000万豪ドル(約2兆8,500億円)を超え、スポーツ団体「ネットボール オーストラリア」の約13億円と言われるスポンサー契約を終了しましたが、彼女にとって13億円ははした金かもしれません。
ちなみに2位も鉱業のアンドリュー・フォレスト、3位は不動産業のハリー・トリグボフ、4位は鉱業のビアンカ・ラインハートとその兄弟、5位は包装・リサイクル事業を営むアンソニー・プラットとなっています。
しかし、おなじみのゲーム会社2社の名前も上位にランクインしています。
30件以上のバーと20件のホテル、そしていくつかのカジノを所有するアイリス・キャピタルの経営者、サム・アーナウトは、現在23億豪ドル(2,000億円)の純資産を持つとされています。
ちょうど1年前にカジノ・キャンベラを6,300万豪ドル(約55億円)で買収し、いくつかの挫折を味わったものの、その成果は出ているようです。
そして、純資産が20.1億豪ドル(約1,760億円)のエドワード・クレイブン(27)もリストの68位に掲載されています。エディ社長と知られる彼は、オンラインギャンブルサイト「Stake.com」の創設者で、リストの中で最も若いビリオネアです。
Stake/ステークカジノ&ブックメーカーは、ラッパーのDrakeが億単位で日常的に賭けており、今では法定通貨も使えますが、暗号通貨専用のオンラインギャンブルサイトとして誕生しました。オーストラリアでは合法的にゲームを提供することができないため、Stakeの収益はすべて他の国や地域から得ています。
今週末にはニューサウスウェールズ州の政治選挙が行われ、同州のギャンブル産業に変化をもたらすこと予測されます。同時に、オーストラリア全土の状況を変える可能性のある連邦法案も進行中です。
反ギャンブル派として知られる2人の国会議員が支持する法案は、オンラインギャンブル事業者に対しマネーロンダリング防止と責任あるギャンブル政策においてより大きな役割を強制するものとなっています。
また、オンラインギャンブルサイトは、ユーザーがどれくらい入金・出金をし、どれくらい損失したかを定期的に知らせなければなりません。
この法案では、オンラインギャンブルでのクレジットカード使用も禁止されます。しかしクレジットカードの使用禁止は珍しいことではなく、すでに多くの国で実施されています。
🥸エディ社長ってどんな人?ステークってどんなサイト?🥸
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