BLAST Premier や ESL をはじめとする多くの大手eスポーツ事業者は、ウクライナ紛争により当面の間,、ロシアを拠点とするすべてのチームの参加を禁止することにしました。
また、ロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、タジキスタン、ウズベキスタンを含む独立国家共同体(CIS)地域内で開催される大会の中止を決定しています。
ロシアにはeスポーツ界で最も大きな組織があり、現在CS:GOのベスト6チームのうちGambit EsportsとVirtus.proの2チームがロシアに拠点を置いています。この禁止令はロシアを拠点とするチームにのみ適用され、ロシア人プレイヤーが過半数を占めていても、他の国に拠点を置いているチームはイベントに参加することができます。
CS:GOトップチームのNatus Vincere(NaVi)は、3人のロシア人と3人のウクライナ人プレイヤーのチーム構成となっていますが、このチームはウクライナを拠点としているため禁止令は適用されません。NaViはまた、Virtus.proのオーナーであるロシアのESforce Holdingと企業提携を解消しました。
ロシアを拠点とするチームが今後開催されるBLAST Premierトーナメント等から追放されたことは、プロのCS:GOシーン全体に影響を及ぼすことになります。世界のトップチームのいくつかがこれらのメジャーイベントに参加できなくなり、チームの順位が大きく変わることでしょう。
ゲームシーン以外では、ユーロビジョン・ソング・コンテスト、すべての国際サッカー競技会からロシアは追放されており、さらには国際オリンピック委員会の決定待ちとなっています。これにより、Electronic ArtsはFIFA 22、NHL、その関連ゲームからもロシアチームの参加を禁止すると発表しました。
ウクライナでの戦争はまだ続いており、今後数週間のうちにロシアの組織やチームに対する更なる規制が行われるかもしれません。
ニュースソース:https://dotesports.com/counter-strike/news/russian-based-csgo-teams-banned-blast-premier