ラスベガスのカジノオーナーの娘を銃殺したとして殺人罪に問われているアメリカの大富豪、ロバート・ダーストが11日、カリフォルニアの証言台にたち、その殺害を否定しました。
被害者のスーザン・バーマンは、ラスベガス・ストリップにある「フラミンゴ」を経営していたデビッド・バーマンを父に持ちます。
バーマンが殺害されているのが見つかったのは2000年のことでした。検察はダーストがバーマンを後部から射殺したとしています。殺害理由はダーストの妻、キャスリンの失踪事件についての口封じとみられています。
キャスリンが失踪したのは1982年のことでした。のちにキャスリンの死亡が確認されましたが、疑惑の目を向けられながらもその際にダーストは逮捕されていません。
バーマンは キャスリンの失踪事件の際にダーストのスポークスマンを しており、キャスリンの失踪を隠ぺいしたと見られています。
捜査当局が1982年の失踪事件についてバーマンと話したいと考え、面会を申し入れます。しかし予定されていた面会日の数日前、バーマンは遺体で発見されています。しかしダーストはこの時も逮捕されていません。
また、バーマンの死の翌年、ダーストの隣人がバラバラ遺体で発見され、ダーストは殺害を認めています。しかしこの殺人は正当防衛とされ、殺人罪には問われていません。
バーマンの件でダーストが逮捕されたのは2015年ですが、逮捕のきっかけはダーストの疑惑を追及するドキュメンタリー番組に出演時、マイクが付いているのに気が付かず、トイレで殺害についてつぶやいたことでした。
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ニュースソース
:https://www.casino.org/news/robert-durst-denies-killing-las-vegas-casino-operators-daughter/ :https://edition.cnn.com/us/live-news/robert-durst-trial-08-11-21/index.html