プレミアリーグによるマンチェスターシティの告発はヨーロッパのみならず世界中に激震をもたらしています。
プレミアリーグによるとマンチェスターシティは2009年から9年間にわたり、正確な財務情報を提供せず、約100回ものファイナンシャル・フェア・プレイルール違反を犯したとされています。
ファイナンシャル・フェア・プレイとは?👉2007年から導入されているルールで、UEFAに加盟するクラブに移籍金や事件県費などの支出が、移籍金や入場料、テレビ放映権料、大会賞金、スピンサー収入などがサッカーによって得た収入を上回ることを禁じたルール(Wikipediaより) |
マンチェスターシティによるファイナンシャル・フェア・プレイルール違反をめぐっては、2020年にもUEFAによる告発がありました。その際にはUEFAが同チームに2年間の出場停止と3000万ユーロの罰金をを言い渡しましたが、マンチェスターシティがスポーツ仲介裁判所に上訴したことにより出場停止処分は撤回され、罰金は1000万ユーロに大きく減額されました。
今回はプレミアリーグによる告発ですが、証拠の入手が5年以内に制限されているUEFAのルールと異なり、プレミアリーグには時効がありません。さらにUEFAには証拠の出所に関しルールがありますが、プレミアリーグにはありません。よってプレミアリーグが提出する証拠の信憑性に疑問符が付く可能性があります。
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マンチェスターシティは今回の告発に「驚いている」としていますが、「独立委員会による調査を歓迎する」との声明を発表しています。マンチェスターシティには調査に応じる義務があります。
独立委員会による最終的な裁定はプレミアリーグの公式ウェブサイトで公開されることになりますが、長い時間を要するとみられています。
有罪となった場合、プレミアリーグ追放の可能性も浮上している本件の行方が注目されます。
ニュースソース:https://www.skysports.com/football/news/11661/12804623/man-city-premier-league-charges-explained-what-are-they-what-could-punishment-be-whats-the-timescale