FIFA/国際サッカー連盟が提案するサッカーワールドカップの隔年開催案に関し、プレミアリーグの20クラブの代表が参加した11日の会議で、全会一致でこの提案に反対の立場を表明しました。
プレミア・リーグの最高責任者のリチャード・マスターズ氏は、「選手の福利に影響を与え、国内サッカーの競争力や日程、構造や伝統を脅かすような、2024年以降のFIFA国際試合日程における急激な変更を阻止する」とし、「私たちは改革や新しいアイディアにはオープンだが、それらはすべてのレベルのゲームを向上されるために国内サッカーと国際サッカーのバランスを補うものでなくてはならない。」と述べています。
隔年開催案をめぐっては5月にサウジアラビアが初めて提案し、この案に賛同したFIFAのベンゲル氏が中心となり推し進めています。9月にはUEFA/欧州サッカー連盟の会長とCONMEBOL/南米サッカー連盟が反対の姿勢を表明しています。
10月半ばにはFIFA会長のインファンティーノ氏が隔年開催案を改めて提案しましたが、ワールドカップ隔年開催が実現するならヨーロッパの12か国以上がFIFAを脱退する可能性があるとAP通信が報じています。
ニュースソース:https://news.yahoo.com/premier-league-clubs-unite-reject