2018年にカリフォルニア州サクラメントのポーカールーム、ストーンズホールで起きた、ポーカー史上最大の不正疑惑。まるでハンドが見えているかのように連勝を続けるプロポーカープレイヤー、ポストル/Postleに最初に疑いの目を向けたストーンズホール従業員ブリル/Brillが中心となり、ポストル、ストーンズホール、ストーンズホールのマネージャーを訴えるものの、訴えは棄却されます。
そして次はポストルにより、ブリルや有名ポーカープロのダニエル・ネグラヌ/Daniel Negreanu、スキャンダルを放送したESPNなど12人が名誉棄損で訴えられることとなります。その訴訟がスラップであるとし、12月には被告の一人であるウィットレス氏が、そして今年一月にはブリルが反スラップ申し立てを行っていました。ポストルはその間名誉棄損の訴訟を取り下げますが、二人の反スラップの訴えは認められ、5月にはウィットレス氏に、6月にはブリルに勝訴の判決が出ました。裁判所はポストルに、5月にはウィットレス氏に26,982ドルを、今回ブリルには27,745ドルの弁護士費用を支払うよう命じました。
ニュースソース:https://www.gamblingnews.com/news/postle-lost-second-anti-slapp-must-pay-veronica-brill-27745/