IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致を目指す大阪で、民間市民団体が、IR誘致に対する正式な住民投票の実施を求める署名が必要数を上回ったと発表しました。
住民投票は大阪府内有権者の2%の署名が集まった場合に可能となりますが、必要数の14万6千人分を上回る15万7千人分の署名を獲得したとしています。
このことを受け、立憲民主党の前副代表の辻本清美氏は街頭演説を行い、「大阪にカジノはいらん。日本にカジノはいらん。」と訴えかけています。
集まった署名は大阪府の選挙管理委員会に提出され、大阪府の吉村知事に対し住民投票を要求することが可能となります。とはいえ、大阪では今年2月に自民党大阪市議会が住民投票条例案を議会に提出しましたが否決されており、今回においても方針転換の可能性はなく、否決されると見られています。
大阪は4月26日、区域整備計画を国に提出しています。
ニュースソース:https://www.casino.org/news/osaka-ir-challengers-try-to-force-government-referendum/