IR(カジノを含む統合型リゾート)開業を目指す大阪で水曜日、全国初となるギャンブル依存症対策条例案が成立しました。
大阪維新の会と自民党はそれぞれギャンブル依存症対策の条例案を提出していました。
今年5月に開かれたギャンブル等依存啓発週間シンポジウムにおいて、ギャンブル依存問題を考える会からの「他県に先駆けてもっと依存症対策を行うべき」との意見を受け、自民党府議団がはいち早くギャンブル依存症対策条例案を提出していましたが、否決されていました。
大阪維新の会府議団が条例案を提出したのは今月の11日でしたが、自民党が維新の提出案に賛成し、可決となりました。
条例には以下の内容が盛り込まれています。
ギャンブル依存問題を考える会の田中代表は今回の条例案について、
「ぼんやりしているものができたなと思いました」と述べ、さらに具体的な対策の進め方
「条例をいかに実現させていくか、そこを担保していくか、この条例に魂を命を吹き込んでいくというのが大切なので具体的なことをどう取り上げていってどう前進させていくのか、それは誰が責任を持ってどの程度のタイムテーブルで行われていくのか、それが全く見えない状況なのでそれをいち早く示して欲しいなという風に思います」
と語りました。
ギャンブル依存症にお悩みの方、また家族や友人がギャンブル依存症に苦しんでいるという方は専門のヘルプセンターへご相談されることを強くお勧めいたします。
ニュースソース
:https://www.asgam.jp/index.php/2022/10/27/osaka-establishes-first-ordinance-for-gambling-addiction-in-japan-jp/
:https://www.ktv.jp/news/feature/221026-2/