大阪IRの開業が2030年秋頃に延期

大阪IR開業が2030年に延期
著者: Jun Jun
掲載日    |   更新日

9月5日に行われた副首都推進本部大阪府市会議で、IR(カジノを含む総合型リゾート)に関する実施協定案が公表され、IR開業時期が当初予定されていた2029年の秋~冬頃から、2030年の秋頃に延期されることが明らかになりました。

大阪府・市は2022年4月に区域整備計画認定申請を国に行いました。2022年秋ごろには結果が発表されるだろうと見込まれていましたが、国により整備計画が認定されたのは2023年4月と想定より半年ほどずれ込んだことから、2029年の開業の実現が懸念されていました。

IRは大阪湾に浮かぶ人工島、夢洲に建設されますが、かねてから地盤問題が指摘されています。大阪府・市この秋に夢洲の液状化対策工事に着手すると発表しました。2024年夏頃からはIR準備工事を、さらに2025年春頃より建設工事が行われる予定です。

さらに事業者(MGMリゾート・オリックス)の初期投資額に関しても変更があり、建設資材の価格等の高騰の影響を受け、1兆800億円から1兆2700億円に増額となりました。

📰MGM関連ニュースを振り返る
MGMが買収したプッシュゲーミング、8月末に日本撤退
MGMリゾーツがテーブルゲームにおけるポリシーを更新
MGMによるレオベガス買収:投資家96%が買収提案を受け入れ

大阪府と大阪市は今後、国に協定案の申請を行い、認可を受けた上で、月末にはIR事業者との協定締結を行いたいとしています。

🤓整備計画認定までを振り返る

日本初のIR!カジノ法案のこれまでをざっくり解説・最新版はこちら

ニュースソース:https://www.youtube.com/watch?v=1ZkueVDI-tU

このニュース記事を共有する
Jun
著者について
おっとりなマイペースギャンブラー。カジノサポート、大手アフィリエイトのライターを経て今に至る。時折見せる生真面目さゆえ、時には周りに煙たがられている(気がする)ことが悩み。スロットプレイ時は喜怒哀楽が激しい。スポーツベットでは感動の涙をながすことも。