フランスで「Eスポーツ」「ストリーミング」「クラウドゲーム」禁止!?

フランスでEスポーツ使用禁止
著者: Tomo Tomo
掲載日    |   更新日

フランスで「Eスポーツ」が禁止となりました。しかしこれは、ビデオゲームの競技そのものを禁止しているわけではなく、英語から由来したいくつかのゲーム専門用語の使用が公式に禁止となったのです。

フランス語の定義と完成度を高める役割を担う機関、Académie Française/アカデミー・フランセーズは、「eスポーツ」など英語由来の技術用語のいくつかは使う必要がないと考えています。

これらの英語用語を使うのはフランス語の「品位を落とす」とされ、フランス語圏の人たちがフランス語の用語を使わなければ、フランスの伝統が失われると考えています。そこで、フランス文化省傘下のアカデミー・フランセーズは、「eスポーツ」「ストリーミング」「クラウドゲーム」などの用語を禁止することにしました。

これにより、主にゲーマーやゲーム業界で使われるこれらの言葉に代わり、同じ意味を持つフランス語の用語を導入する必要があります。その用語とは、「jeu video de competition(直訳:対戦型ビデオゲーム)」「joueur-animateur en direct(直訳:ライブプレーヤーホスト)」「jeu video en nuage(クラウドビデオゲーム)」となる予定です。

フランス文化省は、ビデオゲーム分野はかなり多くの英語表現で構成されており、ゲーム業界以外の人にとって「理解の障壁」になりかねないと主張しています。数十年前にも「コンピューター」などの言葉の使用を止めさせようとしましたが、全国的に筆記禁止を打ち出したのは今回が初めてです。

問題は、この措置が役に立つかどうかという点。何百万人もの人々の話し方を変えるのは、簡単なことではありません。

言葉の創造は、それを話す人たち、ある言葉を受け入れ、広めることから生まれます。この試みがどのようなものになるのか、また、同様の対策をとる国があるのか、それとも単なる戯言に終わるのか、が注目されます。

ニュースソース:https://www.casino.org/news/esports-may-be-banned-in-france-but-its-not-what-you-think/

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Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノ、ブクメのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!ゲーミング業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪