Natus Vincere(NAVI)は昨日、ESL Pro League シーズン14のグランドファイナルでVitalityと見ごたえのある接戦の末5マップ目を16-14で勝利し、追加賞金100万ドル(約1億1千万円)を獲得して今シーズンのIntel Grand Slam/ インテルグランドスラムを達成しました。
※ Intel Grand Slamは指定の大会で4大会優勝、かつ最初の大会の優勝から10大会以内に達成しなければなりません。
Aleksandr “s1mple” Kostyliev 率いるチームNAVIはAstralisとLiquidに続き、インテルのゴールドバーを授与された3番目のチームです。
第3回 Intel Grand Slamシーズン自体は、IEM Chicago 2019で始まってから756日と、これまでで最も長いものとなりました。歴代の Intel Grand Slam 達成チームとなるAstralisが初めてタイトルを獲得したのは523日、2番目のLiquidは144日という驚異的な速さでタイトルを獲得し、大きな話題となりました。
NAVIは最も長い期間を要したにもかかわらず、Astralisよりも少ない大会数で達成しています。それは第1シーズンは15大会あったのに対し、第3シーズンは13大会だったことから。
Intel Grand Slam達成に時間がかかったもう一つの理由は、新型コロナウイルスのパンデミックでいくつかの大会がキャンセルされ、Counter-Strikeがオンラインに移行してもIntel Grand Slamはすぐに再開されず、シーズン最初の6つのイベントのうちNAVIが初優勝したIEM Katowice 2020(3月)を最後に、2020年12月のIEM Global Challengeで再開されるまでに大きなギャップが生じたことにあります。
これで全てのチームの優勝回数はリセットされ、新たなシーズン4が始まります。