長崎県は「象徴性を高める」ため、IR建築物の外観をアップグレードすることを決定しました。しかし、開発総事業費3,500億円に変更はありません。このデザインはすでに、長崎県のIR計画を管理する県議会に提出されています。
しかし最近、長崎県のカジノパートナーであるカジノ・オーストリア社が費用を負担できるのかどうかを疑問視する声が出始めています。
11月末には、長崎の市民団体がIRの誘致中止などを求める請願書を県議会に提出しました。団体の代表はIR計画で提示された財務に関する「透明性の欠如」を指摘し、「カジノを推進することは、外国のカジノ事業者をより裕福にするために日本国民の貯蓄を標的にしている」と述べています。
長崎県では現在、 IR計画の定期的な報告とこれまでに表面化したIRに関する懸念を解消することを目的とした説明会を県内各地で開催しています。12月15日と17日には地元住民を対象とした説明会が予定されており、反対派の声も大きくなると予想されます。
しかしCasino.orgが長崎県IR推進課の國廣正彦氏に行ったインタビューでは、公開説明会は地元でも注目されており、最近、反対派が増えているのではないかという質問には、「反対派がいることは知っているが、増えているとは感じていない」と述べられています。
ニュースソース:https://www.casino.org/news/nagasaki-changing-ir-design-to-make-it-more-appealing/