18日の全英オープン最終日を2位で迎えた日系アメリカ人のコリン・モリカワが、逆転初優勝を遂げました。ボギーなしでプレーし、何度もクラッチパットを決め、メジャーチャンピオンのジョーダン・スピース、ジョン・ラーム、ルイス・ウーストハイゼンを抑えての優勝を果たしました。全英オープンは初出場。やはり初出場だった昨年の全米プロゴルフ選手権に続きメジャー二勝目を遂げました。二つのメジャー初出場での優勝は男子ゴルフ史上初の快挙です。
この日はモリカワのキャディであるJ.J.ジャコビッチの39回目の誕生日。モリカワが優勝スピーチの中でそのことに触れると、観客から拍手と【ハッピーバースデーソング】が贈られ、会場は温かな雰囲気に包まれました。
モリカワはこの11ヶ月間で全米プロゴルフ選手権、全英オープン、WGCワークデイ選手権の3つの大会で優勝し、2019年にデビューしてからわずか2年余りでPGAツアー通算5勝目を挙げました。
モリカワは東京オリンピックにも出場を予定しています。オリンピックの男子ゴルフトーナメントは7月29日午前7時30分(日本時間)スタートです。
ニュースソース:https://www.espn.com/golf/story/_/id/31839371/collin-morikawa-yet-again-proved-fast-learner-winning-open