オーストラリアの起業家であり歌手でもあるWinton Veall氏が、それまで自身が行ったベットの払い戻しを求めてブックメーカーTopSportsを訴えています。
Veall氏は2016年から2019年のベットの多くは、自身が酩酊状態のときに行われたものであり、TopSportsはそのことを知っていたにもかかわらずベットを許可していたと主張しています。
訴訟では、Veall氏は日常的にTopSportsのCEOであるTristan Merlehan氏に電話をしベットを行っていました。Merlehan氏は何年ものあいだVeall氏の要求を受け、Veall氏が酔っぱらった状態であることを認識した場合においてもベットを受け付けていたとしています。
Veall氏は3年間の間に何千回ものベットを行いましたが、その際酩酊状態だったために「精神的なダメージ」を受けたとしています。クリケット、ボクシング、ラグビー、テニスやグレイハウンドや競馬を対象として賭け、毎回数百ドルから数万ドルをベットしていました。
Veall氏はグレイハウンドやハーネスレースへのベットができないように制限をかけていたと主張していますが、訴えられたブックメーカーのCEOであるMerlehan氏は、「間違ったことはしておらず、ライセンス契約に従って運営されている。」と主張しています。
Veall氏は大富豪であることでも知られており、以前は自身でもブックメーカーを営んでいました。
ニュースソース:https://www.casino.org/news/millionaire-aussie-sports-bettor-sues-sportsbook-for-allowing-him-to-bet/