MGMリゾートインターナショナル は、オンラインカジノ運営会社 LeoVegas の投資家の96%が買収に賛成票を投じたと発表しました。MGMが当初予想した今年下半期の取引完了は正確であると思われます。
これらの投資家が公開買付けに応じた価格は1株あたり5.72ドル相当で、買収対象企業の価値は6億400万ドル(約900億円)となり、5月に発表した6億700万ドルを若干下回ることになります。
LeoVegasは2012年の設立以来、高成長プラットフォームとして高い収益性を維持してきました。
MGM ResortsのCEO兼社長であるBill Hornbuckle氏は、「この取引の完了は、オンラインカジノ事業を世界的に拡大するという当社の戦略を追求する上で、大きな節目となるものです」と声明で述べています。
134億6000万ドルの企業による6億400万ドルの買収については、「大きな節目」というのは大げさかもしれません。それでも、LeoVegasの買収が欧州展開のための有効な手段となることは否定できません。BetMGMブランドは、米国とカナダでは知名度が高いものの、世界で最も成熟したゲーム市場の一つである欧州での認知度は欠けるためです。
LeoVegasの買収により、MGMは欧州のオンラインカジノシーンでおなじみの企業となるだけでなく、米国のオンラインカジノ業界では稀な「収益性の高い企業」を追加することができるのです。
MGMは、LeoVegasの他にも4ブランドの運営会社を買収するための規制当局の認可を取得しており、オンライン市場でも力を発揮する可能性があります。
ニュースソース:https://igamingbusiness.com/strategy/ma/mgm-resorts-closes-on-leovegas-acquisition-as-shareholders-accept-offer/
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