ケンタッキー・ダービーを制した「メディーナ・スピリット」が急死

ケンタッキーダービー制覇したメディーナ・スピリット急死
著者: Tomo Tomo
掲載日    |   更新日

2021年のケンタッキー・ダービーを制した「Medina Spirit/メディーナ・スピリット」は、同レースの薬物検査で不合格だったために審査を受けていましたが、月曜日の朝、カリフォルニア州のサンタ・アニータ・パークで急死しました。

トレーニングを終えたばかりのメディーナ・スピリットは、ゴール付近で倒れ死亡。カリフォルニア大学デービス校の支援のもと、カリフォルニア動物保健・食品安全診断研究所で死後の検査を受けるとの声明が出されました。

サンタアニータの声明によると、この競走馬の死因は「心臓疾患の可能性が高い」とされており、この競走馬を処置したトラック上の獣医チームの名前が挙げられています。

殿堂入りを果たした調教師のバファート氏は、今回の事件でチーム全体が「打ちのめされた」との声明を発表し、「メディナスピリットは偉大なチャンピオンであり、誰からも愛された家族の一員であり、我々は彼の死を深く悼んでいます。メディーナ・スピリットとその途方もない精神にまつわる誇り高い個人的な思い出を、私は常に大切にしていきます。」と述べました。

バファート氏とオーナーのゼダン・レーシング・ステーブルズの弁護士によると、レース後にダービー馬から採取したサンプルを使って行われた薬物検査で同馬の体内から検出されたベタメタゾンは、ケンタッキー競馬委員会(KHRC)が違法物質とみなす形態の薬物ではなかったといいます。

ベタメタゾンは抗炎症剤ですが、ダービー後の検査ではメディーナ・スピリットの体内から法定基準値の2倍以上が検出されました。バフォート氏は、この陽性反応は発疹の治療に使われた軟膏によって生じたものであり、直接注射ではないと主張しています。

KHRCはメディーナ・スピリットのケンタッキー・ダービー制覇について調査中であるとし、委員会が薬物検査の不合格を支持した場合、メディーナ・スピリットは失格となり、オーナーは186万ドルの賞金を没収されることになります。また、バファート氏には罰金が科せられる可能性もあります。

バファート氏は現在、薬物検査不合格の結果により、競馬場から2年間の出場停止処分を受けています。また、バファート調教師の馬は、2022年と2023年のケンタッキー・ダービーには出走できないという追加措置が取られました。

ニュースソース:https://www.casino.org/news/medina-spirit-kentucky-derby-winner-that-failed-drug-test-dies-after-training-at-santa-anita/

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Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノ、ブクメのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!ゲーミング業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪