注意!この記事にはバグジー射殺現場のショッキングな遺体写真が含まれています。苦手な方は閲覧をお控えください。
カリフォルニア州ビバリーヒルズで、悪名高いマフィア、ベンジャミン「バグジー」シーゲルが75年前に射殺された邸宅が売りに出されています。7つの寝室を持つスパニッシュ・コロニアルスタイルの邸宅の希望価格は1,700万ドル(約22億円)。不動産業界では「汚名返上物件」として知られています。
大きな存在感を放つこの物件は、これまで多くの所有者がいました。小高い丘の上にあり、プール付き、そしてその造りは1928年当時のまま完全に維持されています。
ベンジャミン・シーゲルと聞いても、ピンとくる方は少ないかもしれません。しかしバグジー(バグジーはニックネームで「害虫・狂気の」という意味があり、本人は嫌っていたそうです。限られた人だけが「バグジー」と呼ぶのを許されたのだとか)が登場する映画は数々あります。
ベンジャミン「バグジー」シーゲルの半生を描いた映画、「バグジー」は大ヒットし、他にも「ゴッドファーザー」「モブスターズ/青春の群像」「ランスキー:アメリカが最も恐れた男」「ギャング・オブ・アメリカ」にもバグジーは登場します。
「バグジー」シーゲルはカリスマ性を持っていましたが、非常に冷酷なギャングで、予測不可能な怒りの発作を起こすことで知られていました。彼は、マフィアのボスで幼なじみでもあるメイヤー・ランスキーのためにラスベガスのフラミンゴカジノを経営し、「ラスベガスを作った男」とも呼ばれています。
1947年6月20日の夜、42歳のベンジャミン「バグジー」シーゲルは、愛人、バージニア・ヒルのために借りた邸宅のリビングルームで友人のアレン・スマイリーとソファでくつろいでいたところ、窓から銃弾9発が撃ち込まれました。
「バグジー」シーゲルは顔に2発、胸に2発の銃弾を受け、即死でした。スマイリーはジャケットに銃弾による穴が開いただけで無事でした。
「バグジー」シーゲルを邪魔に思う人物は100人はいたと言われています。マフィアのボス達さえも、バグジーが自分達の金を浪費したり誤魔化したため、排除することを話し合ったと言われています。
愛人のバージニアはバグジーが殺害された夜、バグジーと喧嘩をして街を離れていました。バージニアがマフィアに密告したのでは、という憶測も生みましたが、誰が指示し、誰が実際に手を下したのかは現在もわかっていません。
マフィアがラスベガスを牛耳っていた頃の話は😱