山口県阿武町で、新型コロナウイルスの463世帯分の給付金4,630万円を一人の男性(24歳)に誤って振り込みました。
男性に4,630万円が振り込まれたのは4月8日、町はその日に銀行からの指摘を受けて誤りに気付き、男性に謝罪し、返還を求めました。町の職員と男性は共に銀行まで移動しましたが、玄関前で男性は「今日は手続きはしない」と返還手続きを拒否しました。
2日後の10日、男性から「弁護士と相談する」と町に連絡があり、その後連絡が取れなくなりました。14日に町は男性の母親と共に男性の勤務先を訪問しましたが、「弁護士と話す」と繰り返すばかり。
15日、男性の弁護士から「近日中に返還手続きを行うので日程が決まったら知らせる」と町に連絡が入りましたが、21日になっても連絡がないので職員が男性宅を訪れたところ、「お金はもう戻せない。犯罪になることはわかっている。罪は償う」と話したという事です。
そのため、町は今月12日、給付金の返還を求めて男性を訴えました。
※「ポピン」とは、オンラインカジノ用語で「すっからかんになる」の意味があります。
男性は4,630万円が振り込まれた8日から引き出しをはじめ、約2週間で全額が口座から引き出されたとのこと。男性は「オンラインカジノで全て使い切った」と話しており、男性の弁護士によると「彼は使い込んでしまったことを大変申し訳なく思っています。少しずつでもお金を返す決意を固めました。」と語っています。
ニュースソース:https://timesofmalta.com/articles/view/gambler-in-japan-blows-towns-360000-covid-fund-at-online-casinos.955780
プレイは責任を持って:厳格化する「責任あるプレイ」でオンラインカジノはどう変わる?