2021年10月27日(水)、フランス代表DFで現在はバイエルン・ミュンヘンに所属するリュカ・エルナンデス選手はスペインの裁判所に控訴していた裁判で勝訴し、接近禁止命令違反の罪で懲役刑を受けずに済むことになりました。
今回の判決は、エルナンデスが自ら出頭して刑期を開始するはずだった1日前に下されたものです。
リュカ・エルナンデスの懲役刑はスペインのマドリッドにある控訴裁判所と法制度により、6ヶ月の実刑判決から9万6千ユーロ(約1,270万円)の罰金だけに短縮されましたが、今後4年間、他の犯罪を犯すことは許されません。
エルナンデスが逮捕されたのは、2017年にスペインで起きた当時のガールフレンドとの路上での喧嘩が原因でした。
エルナンデスはそのガールフレンドへの接近を禁止する接近禁止命令が出されましたが、その接近禁止命令中に二人は結婚、共にマイアミへハネムーンに出かけ、戻ってきたところへエルナンデスは接近禁止命令に違反したとして逮捕されています。
裁判所はエルナンデスとそのパートナーの両者が接近禁止命令が破られた際に直接会うこと、あるいはそれ以外の条件でも会うことを相互に合意していたこと、両者の間に息子がおり(その後二人は破局)、一緒に育てていることなどを考慮したと述べています。
ニュースソース:https://apnews.com/article/soccer-sports-crime-prisons-spain-aac7e7a7912e89c0ccbb8c0b2980d2e2