リヒテンシュタインでカジノ禁止の是非を問う国民投票

リヒテンシュタイン
著者: Jun Jun
掲載日    |   更新日

アップデート:こちらの記事で紹介したリヒテンシュタインの国民投票が実施され、カジノ禁止案は否決されました。禁止案に反対した投票者は73%で、禁止案賛成派の27%を大きく上回る結果となりました。

ヨーロッパのミニ国家、リヒテンシュタインでカジノ禁止の是非を問う国民投票が今月29日に行われます。

リヒテンシュタインでは2017年にギャンブルが合法化されました。人口わずか4万人の小国ながら6軒のランドカジノを有し、主に周辺国のドイツ、スイス、オーストリアからの観光客に愛されています。

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カジノ反対派の主張は、「タックス・ヘイブンのブラックリストに載っていた際に傷ついた国の評判を取り戻すべく懸命に努力をしてきたが、ギャンブル産業がその妨げになる可能性がある」というもの。

リヒテンシュタインのカジノ協会会長でGrandCasinoのディレクターでもあるラインハルト・フィッシャー氏は、ギャンブル業界が国の評判に悪影響をもたらすとは考えておらず、「私たちは法律に即しているし、場合によっては法律で定められたレベルを上回っている」と反論しています。

ランドカジノは大きな税収をもたらしており、リヒテンシュタイン政府はカジノ禁止案への反対票を国民に呼びかけています。

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国民投票によりカジノ禁止が可決されると、今後5年の間にすべてのランドカジノが閉鎖されるということです。

ニュースソース:https://publicgaming.com/news-categories/politics/10720-liechtenstein-to-vote-on-casino-ban

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著者について
おっとりなマイペースギャンブラー。カジノサポート、大手アフィリエイトのライターを経て今に至る。時折見せる生真面目さゆえ、時には周りに煙たがられている(気がする)ことが悩み。スロットプレイ時は喜怒哀楽が激しい。スポーツベットでは感動の涙をながすことも。