岡田和生氏がタイガーリゾート・レジャー&エンターテイメント社(TRLEI)に復帰すると報じられています。このゲーミング会社は、79歳のゲーム王を含む以前の取締役会を復活させるよう、裁判所から命令を受けました。
岡田和生氏には、オカダ・マニラ/Okada Manilaなどのカジノを運営するユニバーサルエンターテインメントや、Aruze Gaming Macau Ltd.を設立した多彩な過去があります。その後、タイガーリゾート・レジャー&エンターテイメント社(TRLEI)が傘下に入り、岡田氏は同社の会長兼CEOに就任しました。
2017年、ユニバーサル社は会社資金の不正使用の疑いで岡田氏を追い出し、それ以来、彼は復帰の道を探ろうとしていました。同社は、岡田氏がTRLEIから300万ドル以上、ユニバーサルの資金1,700万ドル以上を不正に使用したと訴えています。
岡田氏は毎年、退任と戦ってきました。YouTubeなどのソーシャルメディアを駆使し、復職への支持を集め、「自分は何も悪くない」「権力闘争の結果解任された」と言い続けました。
関係者はフィリピンの裁判所が岡田氏の復帰を命じたと説明し、その命令には、TRLEIが「取締役会をユニバーサル社と岡田和生氏の争いが始まる前の2017年の構成に戻さなければならない」と述べています。
今回の裁判所命令は、昨年12月にフィリピンの控訴裁判所が岡田氏の詐欺罪に対する無罪を認め、資金横領の罪で裁判を受けさせるはずだった下級審の判決を覆した岡田氏の勝利に続くもの。
岡田氏は再びTRLEIの会長、取締役、CEOに就任していますが、問題は同社に裁判所からの命令を遵守させること。平和的に受け入れなければ、また新たなドラマが生まれることになります。
ニュースソース:https://www.casino.org/news/kazuo-okada-reportedly-back-at-the-helm-of-gaming-company-he-lost-five-years-ago/