意見書提出 日本への北朝鮮代表の危険プレー波紋広がる 海外でも報道

北朝鮮代表のラフプレーと振る舞いに波紋
著者: Jun Jun
掲載日    |   更新日

サッカーU-22日本代表がアジア大会で北朝鮮代表より受けた危険プレーに関し、10月3日、JFA(日本サッカー協会)がFIFA(国際サッカー連盟)とAFC(アジア連盟)に映像を添付した意見書を提出したことが報じられました。

危険なタックルなどの危険プレーや、日本スタッフからの水の強奪、試合後にも審判を取り囲むなどの北朝鮮代表の一連の行為は、日本のみならず諸外国にも大きなショックを与え、大きく報道されました。北朝鮮チームはこの試合中6枚のイエローカードを受けています。

South China Morning Post(中国)「日本に敗れ、怒り狂った北朝鮮選手が審判を襲撃」

The Sun (英国版)「北朝鮮選手、日本に2-1で敗れて試合終了後、主審と衝突 物議を醸す」

“(北朝鮮の)監督のヨン・ナム氏は「確かに選手たちは試合で興奮しすぎていたことは認めるが、それがサッカーというものだ」という奇妙な発言をしている”

Reuters (英国)「日本に敗北した北朝鮮のサッカー選手が審判と衝突」

“北朝鮮代表選手たちの行為はSNSで波紋を広げ、非難を浴びている。サッカーは激しい競技だが、暴力は許されない。監督の選手たちへの指導が問われている”

海外では、試合中のラフプレーもさることながら、試合後に審判に激しく詰め寄る行為が特に大きく取り上げられています。

日本では悪質なタックルの他、特に、北朝鮮選手が日本人スタッフから水を奪い取るシーンに衝撃を受けた人が多いようで、このシーンは次々に拡散されています。拳を振り上げ殴りかかるような仕草をしつつ水を奪い取る行為は前代未聞です。

さらに、北朝鮮代表の一連の行為はイエローカード以上に値する行為だと感じた人が多く、一枚もレッドカードが出されなかったことに疑問の声も多く上がっています。

U22は北朝鮮代表による危険プレーにも慌てず冷静にプレーし、2-1で北朝鮮を下し、4強入りを果たしています。

3月には再び北朝鮮チームとホーム&アウェイで対戦となりますが、北朝鮮での試合に不安の声も聞かれます。

日本サッカー連盟により提出された意見書をFIFAやAFCはどのように受け止めるのか、注目されます。

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著者について
おっとりなマイペースギャンブラー。カジノサポート、大手アフィリエイトのライターを経て今に至る。時折見せる生真面目さゆえ、時には周りに煙たがられている(気がする)ことが悩み。スロットプレイ時は喜怒哀楽が激しい。スポーツベットでは感動の涙をながすことも。