逮捕のFTX元CEOがバハマから米国への身柄引き渡しに応じる姿勢

FTX元CEOのバンクマン・フリード氏
著者: Jun Jun
掲載日    |   更新日

11月に起きた突然の経営破綻から状況は目まぐるしく変わっています。

FTXトレーディングの創業者で元CEO(最高経営責任者)のサム・バンクマン・フリード氏(30歳)が、バハマ警察当局により自宅で逮捕されたのは12月12日。

米連邦検察は13日、FTXとアラメダリサーチ両社における詐欺、マネーロンダリング罪など8つの罪で氏を起訴したことを発表しました。米当局は「史上最大の金融詐欺のひとつ」と述べています。

バンクマン・フリード被告は翌13日にバハマの裁判所に出廷。法廷では逃亡の恐れがあるとして保釈申請が却下されます。被告はまた、米国による身柄引き渡し請求に異議を唱え、抵抗する構えを見せました。しかし18日には一転して米国への送還に応じる姿勢を示したと報じられています。

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FTX Japanは・・・?

FTX破綻直後、金融庁は暗号資産取引所であるFTX Japanに約一ヶ月の業務停止命令を出しましたが、同命令は来年3月9日まで延長されています。
また今月半ばには、FTXがFTXJapanを含む4事業の売却申請を行ったことを明らかにしました。

2022年12月末アップデート:FTXJapanは出金停止中となっている顧客資産について、2023年2月中旬に出金再開予定であることを発表しました。

ニュースソース:https://cryptonews.com/news/sam-bankman-fried-reverses-decision-to-contest-us-extradition-request-after-a-few-nights-in-bahamian-jail.htm

: https://www.cnbc.com/2022/12/17/ftx-founder-sam-bankman-fried-will-not-contest-us-extradition-in-alleged-fraud-case-source-says.html

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著者について
おっとりなマイペースギャンブラー。カジノサポート、大手アフィリエイトのライターを経て今に至る。時折見せる生真面目さゆえ、時には周りに煙たがられている(気がする)ことが悩み。スロットプレイ時は喜怒哀楽が激しい。スポーツベットでは感動の涙をながすことも。