先週の日曜日、ホースシュー・ラスベガスで行われた式典で、何百人ものポーカー関係者がポーカー界のレジェンド、故ドイル・ブランソンを讃えました。
今年5月、89歳で亡くなったブランソンは、1988年にポーカーの殿堂入りを果たし、ポーカーバイブルとも呼ばれる「スーパーシステム」を執筆、2021年まで様々なトーナメントで上位入賞しました。WPTタイトルとともにWSOPブレスレットを10個獲得しています。
式典はブランソンの長年の友人であるブライアン・バルスボーが主催し、ブランソンが10-2というハンドで優勝した2つの主要イベントを記念し、毎年10月2日をドイル・ブランソン・デーとすることを提案しました。 この提案は出席者によって支持され、
「ドイル・ブランソン・デーには、みんなでポーカーをしながら祝いましょう!」
とバルスボー氏は語りました。
ホースシューのオーナー、ジャック・ビニオンや世界トップのポーカープレイヤー、フィル・アイヴィー、ジョニー・チャン、テリー・キング、ビートランド・グロスペリエ、WPT幹部のアダム・プリスカとマット・サベージ、ポーカービデオブロガーのアンドリュー ・ニームとブラッド・オーウェンなどの参加者は、近日公開予定のドイル・ブランソン:ドキュメンタリーのプレビューに招待されました。
長年の友人であり、WSOPブレスレットを3つ獲得しているデューイ・トムコは、ブランソンのポーカーの腕前ではなく、ブランソンの信念と寛大さについて話し、WPTの共同創設者であるライル・バーマンも二人の友情について語り、「(ブランソンの)2人の元妻を合わせたよりも長い時間をドイルと一緒に過ごした」と冗談を言いました。
「彼は安らぎのオアシスだった」とフィル・ヘルミュ―スは言い、ダニエル・ネグレアヌは「死ぬまで高いレベルで戦っていただけでなく、常にトップレベルだった」と登壇して語りました。
式典は、ドイル・ブランソンの息子で同じく殿堂入りプレイヤーであるトッド・ブランソンによって締めくくられ、彼は他の講演者に軽く挨拶をした後、集まった観衆に感謝の言葉を述べ、「この参加者を見たら、父は胸が高鳴ったでしょうね」と語りました。
イベントを訪れた人たちには、箱にブランソンの絵が描かれたカードが配られました。 カードデッキは26枚の10と26枚の2で構成されており、それぞれの裏面には異なるドイル・ブランソンによる名言がプリントされています。
「The meaning of life can’t be told, it’s gotta be lived./人生の意味は語られるものではなく、生きるものだ」
「Success comes from taking the hand you were dealt and using it to the best of your ability./成功は、配られた手札を自分の能力を最大限に発揮して活用することからもたらされる」
「Sometimes opportunity knocks, at other times you have to pursue it./時にチャンスが訪れることもあるが、時に自ら追い求めなければならないこともある」
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