ライブディーラーゲームのプロバイダーであり、業界の急成長企業であるエボリューションゲーミングは、第3四半期(2021年1月~9月)の中間報告書を発表し、同社のライブカジノ製品の一貫した驚異的成長を示しました。
第3四半期の業績は、営業収益が前年同期比97%増の276ミリオンユーロ(約361億円)、EBITDAが113%増となり、3カ月間の利益は前年同期の79.4ミリオンユーロ(約104億円)に対し、157.4ミリオンユーロ(約206億円)となりました。
主な出来事としては、ライブカジノゲームに対する需要が引き続き高く、前年同期比53%以上の成長率を達成したこと、乱数発生器(RNG)ゲームの収益が約8%増加したこと、ミシガン州にライブディーラースタジオを開設し、米国・そしてカナダ市場への継続的な進出を果たしたことなどが挙げられます。
ライブカジノの成長は、多くのプレイヤーがリアルタイムストリーミングのカジノゲームを好んでいることを示しています。RNGゲームの数字も力強い成長を示していますが、エボリューションゲーミングのCEO、Martin Carlesund氏が望んでいたほどの成長ではなかったとのこと。
スロットマシンが人気のNetEntとRed Tigerブランドは約3%の成長を示しましたが、Big Time Gaming(BTG)に関しては第4四半期に単独で10倍以上の数字を出し、RNGゲームの数字全体を押し上げています。
2021年はNetEntの新作ゲームが少なくなっていることに関して、同社はRNGビジネスを「再構築」している最中であり、NetEnt技術プラットフォームを完全に再構築したと述べています。
第3四半期のライブカジノ新ゲームには「Cash or Crash」や、特にアジアのユーザーにアピールするユニーク性を持ったゲーム「Fan Tan」などがあります。
ニュースソース:https://www.evolution.com/news/interim-report-january-september-2021