マルタの4つのランドカジノの1つである「Dragonara Casino/ドラゴナーラカジノ」の運営会社、 ドラゴナーラ・ゲーミング社は2019年、競争入札を行わずに政府からカジノのリース契約64年延長を受けたことで、同じマルタのギャンブル事業者の怒りを買いました。
ドラゴナーラ・ゲーミング社は、2010年半ばに初めてカジノの運営権を獲得し、以来このカジノを運営してきました。その最初の契約は2020年半ばに期限切れとなりましたが、マルタの国会議員は入札書類を準備するための時間を必要としたため、2021年6月まで6ヶ月の延長を2回行っていましたが、 新たに10年間のライセンスを同国政府と締結しました。
この契約の一環として、カジノ運営会社は会場のサービスを向上させるための新しい技術や設備に1,000万ユーロ(10億円越え)を投資することに合意しています。
ドラゴナーラ・ゲーミング社は政府との新たな10年契約について、「11年前にドラゴナーラ・カジノの運営を引き継いだ際には、投資やイノベーションが不足していたカジノ施設だった。しかし非常に積極的で計画的な投資プログラムにより、数年のうちにドラゴナーラカジノはマルタの主要カジノとして、また国際的にも尊敬されるカジノとしての地位を取り戻した。 今後もこの分野への投資を続け、ヨーロッパでも最高のロケーションにあるユニークな訪問地を開発する。」と述べました。
現在ドラゴナーラカジノとなっている建物は、裕福なシクルーナ家の夏の邸宅として1870年に建てられました。このカジノ施設には複数のスロットマシン、ゲームテーブル、そしてポーカールームがあります。
ドラゴナーラカジノは今後数年間で新たな開発と修復が行われ、既存のカジノ事業に加えて、新しいエンターテイメントのコンセプトを導入する予定です。
ニュースソース:https://timesofmalta.com/articles/view/dragonara-casino-operators-sign-new-10-year-operating-license.890260