人気のeスポーツタイトルであるDota2。この夏チャンピオンシップである第10回「The international」=TI10ですが、開催地の変更の可能性が高まってきました。
Dota2の開発元であるValveが6月22日にブログで発表した内容によると、本来ならスウェーデンで2020年に行われる予定だった当イベントはパンデミックの影響で今年に延期されていました。
スウェーデンではいまだ続くパンデミックの影響による厳しい規制のため、大きなスポーツイベント開催のためにはビザなどの免除措置を受けることができる「エリートスポーツ」イベントとして認められる必要性があります。
この一年間、Valveは関係者と話し合いを重ね、TI10がエリートスポーツイベントとしての資格があることを確認していました。ところが2週間前、スウェーデンスポーツ連盟がeスポーツの加盟を認めないことを決議したという知らせを受けました。
スポーツとして認められなければ当然エリートスポーツとしても認められず、ビザの免除措置を受けることが不可能となり、選手やスタッフらが入国できません。
Valveはスウェーデンの内務大臣にTI10をエリートスポーツイベントとして認めてもらえるよう要請しましたが、即座に却下されたとのこと。Valveはスウェーデン政府にも直接支援を求めていますが解決には至っておらず、ヨーロッパで代替国を探し始めています。
なお、6月23日からの予選は予定通り行われます。
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ニュースソース:https://www.dota2.com/newsentry/2992060508108464823