デイビッド・ヘイは元世界クルーザー級およびヘビー級チャンピオン。40歳の彼が最後に戦ったのは2018年で、トニー・ベリューに敗れました。
ヘイはトニー・ベリューに2連敗して以来試合をしておらず、かつてのライバルであるデレク・チゾラのマネジメントをしていました。
しかし、元世界ヘビー級王者はビリオネアボクサーのジョー・フルニエからリングに戻るよう挑発され、 引退を発表してから3年後の来月9月11日に、ロサンゼルスのステープルズ・センターでヘビー級8ラウンドの復帰戦を行うことで合意しています。
ヘイは「これはカムバックではなく、ジョー・フルニエにボクシングの試合にはレベルがあることを教えるためのものだ。人生には買えないものがある。億万長者のジョー・フルニエはそれを学ばなければならない。私は10年前に世界ヘビー級チャンピオンになったが、まだ40歳だ。ジョーは妄想を抱いてる。チャンピオンは買うものではなく、生まれるものだ。」とコメントしています。
ヘイのキャリアの頂点は、2009年にニコライ・ワルーエフを倒してWBA世界ヘビー級タイトルを獲得したこと。その2年前には、ジャン・マルク・モルメクに勝利してクルーザー級の世界チャンピオンになりました。
ヘイが28勝4敗の戦績で引退したのに対し、フィットネスやナイトクラブ業界で財を成したビリオネアのフルニエは、2015年にプロデビューしてから9勝を挙げていますが、5年間リングから遠ざかっていました。
フルニエは「世界に衝撃を与え、 デイビッド・ヘイをノックアウトします。人生で最も困難な挑戦のひとつになりますが、これは私にとって完璧なタイミングで完璧な試合です。ヘイは怪我が多く、全盛期を10年も過ぎています。9月11日に勝利する準備はできています。」と語ります。
ボクシングの血統が大きく異なる二人の対戦に、世間の注目が集まります。
ニュースソース:https://www.skysports.com/boxing/news/12040/12379357/david-haye-former-world-heavyweight-champion-to-return-to-ring-against-joe-fournier-next-month