HeroicはCS:GOのコーチ、ニコライ “HUNDEN” ピーターセンが7月上旬に開催されたIEMケルンのドイツ大会で、別のチームと機密情報を共有していたとして “HUNDEN” に対して法的手続きを開始したことを発表しました。
“HUNDEN” はIEMケルンでチームと共にドイツに同行しておらず、代わりにメンタル&パフォーマンスコーチである “robl” が同行していましたが、チームおよび組織は理由を述べていませんでした。
このことに対し “HUNDEN” は 「私がHeroicのStratBook(プレイ戦略ノートのようなもの)を共有したと言われていますが、これは断固として否定します。Heroicと私は完璧にマッチしていましたが、今回の出来事は非常に残念です。 私はどんな形であれ、チームにマイナスの影響を与えようとは思っていません。私が他のチームのコーチと共有したのは対戦相手の戦術対策資料で、コーチである私にとって常に最新の情報を得て発展していくために不可欠な知識となるものです。Heroicの戦術が共有されたり議論されたりしたことは一度もありません 」と述べています。
eスポーツ保全委員会 (ESIC) はこれまでの調査で、”HUNDEN” は違反となる可能性のある行動をとったが、その行動の結果はIEMケルンのトーナメントに影響を与えていないと述べています。共有した情報が処罰の対象となるかどうかの判断にはまだ至っておらず、調査を継続するとしています。
“HUNDEN” は2020年初めにHeroicのコーチとなり、すぐにHeroicをディープラン、そしてタイトルを獲得する安定したチームとすることに貢献しましたが、この度Heroicとの契約を延長しないことを発表しました。
ニュースソース:https://www.hltv.org/news/32115/esic-confirms-ongoing-investigation-into-hunden-claims