英国政府はチェルシーの特別ライセンスに変更を加え、一部チケットの販売が再び許可されることになりました。チェルシーが販売できるのはアウェーゲーム、カップ戦、ならびに女子スーパーリーグの試合のチケットです。
英国政府は3月10日、チェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏がロシアのプーチン大統領と近しい関係にあるとして同氏を制裁対象とし、同氏の資産凍結、渡航禁止令の処分を下していました。アブラモビッチ氏の資産の一部であるチェルシーは、チケットとグッズの販売を全面的に禁止されていました。
FAカップとチャンピオンズリーグのチケット販売による収益は、プレミアリーグ経由で開催チームや大会主催者に送られます。
アブラモビッチ氏はロシアによるウクライナ侵攻の数日後、チェルシーの売却の意思を表明していましたが、英国政府による制裁で資産を凍結されたことにより、売却は見送られています。
ニュースソース:https://www.eurosport.com/football/premier-league/2021-2022/chelsea-are-allowed-to-sell-some-tickets-again-after-the-uk-government-alters-the-club-s-special-lic_sto8858012/story.shtml