暗号(仮想)通貨取引所のBYBIT(バイビット)がデビットマスターカードの発行を始めました。
ただし、現時点では英国およびEEA(※クロアチア、アイスランド、アイルランド、リヒテンシュタイン、ルーマニアを除く欧州経済領域)の市民/居住者のみが申請できますが、日本からも申請ができるようになるとの情報(未確認)も。
このバイビットカードは、オンライン上のみならずマスターカード加盟店で仮想通貨による支払いが可能ということで、英国およびEEAの居住者はもとより、申請できるのなら持ちたい、と興味を持っている方が多いようです。
バイビットのマスターカードは、円やドルなどの法定通貨、または暗号資産が円やドルなどに通貨換算されて支払いを行うことができるので、非常に便利です。デビットカードなので、残高以上の支払はできません。
また、手数料も安く、暗号通貨の支払いにおける手数料は0.9%、外貨での支払いには外国為替手数料0.5%となっています。
日本では、暗号資産交換業者(暗号通貨取引業者)は金融庁・財務局への登録が必要となっています。しかし、ドバイを拠点とする暗号(仮想)通貨取引所であるバイビットは、登録をしていません。
バイビットは無登録ではありますが、無登録の暗号通貨取引所を利用することは違法ではありません。
ただし、現在のところ取引所や仲介業者に対する規制がないため、無登録業者が破綻した場合などは、利用者の保護が受けられません。
バイビットはドバイで登記されており、トラベルルール通知対象国には入っていません。よってトラベルルールによる規制は対象外です。
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現在、BYBIT日本語公式ページの【BYBITカード】に関するページ、申請ページは英語となっており、日本での発行が開始されるとなれば日本語での案内が始まると予想されます。
ニュースソース:https://www.bybit.com/fiat/cards/apply
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