スウェーデンのオンラインギャンブル業界団体であるBOSは、スウェーデン政府が提案している入金限度額の引き下げ案を批判しています。政府による提案はオンラインカジノプレイヤーの一週間における入金額制限を5,000クローネ(548ドル)から4,000クローネ(438ドル)に引き下げようというものです。
BOSは、新しい入金限度額の導入により、プレイヤーがさらに多くのギャンブルサイトにアカウント登録をするようになり、プレイヤーの行動の監視を難しいものにするだけだと述べています。
スウェーデンライセンスは非常に厳格な「責任あるプレイ」の取り組みで知られており、 現状の5,000クローネの入金制限は新型コロナ感染拡大に伴い、2020年7月より導入されています。
BOSは、入金制限の導入前はプレイヤー一人当たり1社か2社のオンラインカジノなどのギャンブルサイトでプレイしていたが、制限導入後はその数が急激に増加したことを指摘しています。
BOSはまた、入金制限のようにギャンブルが細分化されると、各ゲーム会社がリスクの高いゲーム行動を把握することができず、ゲーミング法におけるスウェーデンの消費者保護の礎が失われることになる、と訴えています。
ニュースソース:https://www.gamblinginsider.com/news/14438/bos-calls-on-swedish-government-to-rethink-deposit-limit-change