先月、英国ギャンブリング委員会(UKGC)によって英国でのライセンスが停止されたBGOカジノは、市場から撤退し、英国のカジノデータベースを売却することを決断しました。BGO.comドメインは英国外プレイヤーは利用可能ですが、英国内のプレイヤーは現在、決済ページのみアクセス可能でゲームをプレイすることはできません。このBGOドメインも販売される予定です。
英国外でライセンスを取得している同社のサイト、powerspins.com、vegasluck.com、chilli.comのプレイヤーへのサービスは継続されています。また、オルダニーライセンスを取得している7Casino.comも利用可能です。
BGOの代表者は「罰金額が運営規模に比例せず、厳しく規制された市場で運営を続けることは【ほとんど意味がない 】 」と語っています。
「BGOが9年間の成功の後にライセンスを放棄したことは残念ですが、プレイヤー、スタッフ、アフィリエイトパートナーを潜在的債務不履行から守るためには正しい決断でした。我々のデータベースとブランドのオファーに興味のある、英国市場に意欲を残している他の事業者を歓迎します」と続けました。
かつて英国で人気を博したBGOは、英国において43万のアクティブアカウントを全ブランドで抱えており、 9年に渡り3億ポンドの純ゲーム収益を生み出してきました。
英国ギャンブリング委員会は2021年10月15日にBGO Entertainment社のライセンスを即日停止し、BGOは10月22日に運営ライセンスを明け渡しました。
BGOのサイト評価は高く、良い評判も得ており、ブランディングは非常に成功していました。しかし新しい規制要件への対応が遅れたことから、一部の広告が厳しいUKGCのルールに抵触してしまい、今回の決定に至ったようです。
ニュースソース:https://igamingbusiness.com/bgo-owner-puts-player-database-up-for-sale/